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2016年06月07日19:49

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「ソルジャー・ブルー」、「ゴルゴ13」

 午前中、ビデオでラルフ・ネルソン監督の「ソルジャー・ブルー」を観て、昼から京橋フィルムセンターへ。

 午後3時、佐藤純弥監督の「ゴルゴ13」を観てまいりました。

 デボラ・クロンビーのミステリ「警視の因縁」読み終わる。



 ☆「ソルジャー・ブルー」(1970)監督 ラルフ・ネルソン 出演 キャンディス・バーゲン、ピーター・ストラウス、ドナルド・プレザンス、ジョン・アンダーソン、ジョージ・リヴェロ、ダナ・エルカー

 1864年、コロラド州。シャイアン族との2年間の生活でインディアンの暮らしにも慣れた女性クレスタ・リーが、婚約者の待つユニオン砦へ騎兵隊とともに出発。だが、途中でインディアンに襲われ、生き残ったのは彼女と若い兵士ホーナス・ガントだけだった。
 父親を殺されたことからインディアンを憎むホーナスだったが、道中ふたりの間にはほのかな愛情が芽生えはじめる。
 そして、ようやく砦にたどり着いたふたりは、協定を破りシャイアンの集落を襲撃しようとする騎兵隊の計画を知る…。


 「小さな巨人」とともに、アメリカ映画のお家芸だった西部劇の “ 転換点 ” となった作品として映画史に残る映画であります!

 西部開拓史の汚点、実際の事件 “ サンドクリークの大虐殺 ” 、コロラド第11騎兵隊によるシャイアン族の虐殺を告発した映画です。

 しかし、そのクライマックスまでの映画は、当時流行っていたアメリカン・ニュー・シネマ風の青春ロードムービーになっております♪
 バフィ・セイント・マリーの主題歌のメロディーが懐かしくも美しい。

 …どちらにしても、やっぱり、ベトナム戦争の暗い影が落ちているんだなぁ。” ソンミ村の虐殺事件 “ なんてのも、この頃だったよな。


 『最近の若い者があんな不作法だから、未開地もひらけんのだ』



 ☆「ゴルゴ13」(1973)監督 佐藤純弥 出演 高倉健、モーセン・ソーラビイ、ブリ・バナイ、ジャレ・サム、シーランダミ・ガダキチャン

 『犯罪シンジケートのボスの暗殺を依頼され、ゴルゴ13はイランに飛ぶ。主演の高倉健以外キャストは全員イラン人俳優(台詞は日本語吹替え)。当時のイラン政府(革命前)の協力を得て、テヘラン市街やイスファハンのモスク、ペルセポリスの遺跡などでロケが敢行され、音楽にも異国情緒が散りばめられている』


 いやぁ〜、マイッタなぁ!めっちゃツマンナイ映画ナンだな〜、これが!

 あまりのツマラナサに、愕然としてしまいます!

 原作者のさいとうたかをが映画化に際し、東映に「主演は高倉健、それ以外はオール外人キャスト」「オール海外ロケ」というムチャな条件を出したら、東映が呑んじゃったのでしぶしぶOKしたらしい。(笑)

 しかも、脚本にも名を連ねてるんだけれど…。いやはやお話しにならない失敗作。(笑)

 …しかも、4年後の1977年に、東映は懲りずに今度は千葉真一主演の「ゴルゴ13 九竜の首」という実写版ゴルゴ13を作ってマス。機会があったら、コチラも見てみたいッス。ちょっと怖いけど。(笑)

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