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2016年06月06日15:02

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沖縄、基地封鎖デモ勝利の戦術

▼米軍属女性遺棄事件発生以降、ゲート前から国道への進入路のうち出口側に市民らが座り込む抗議行動が連日続く。だが完全な閉鎖ではない。座り込んでいない入り口側から基地の外に出られるからだ
▼だが、米軍側は入り口側からは出ず、車両十数台が基地内に列をつくった。県警も、これまで設定してきた出口側と入り口側の境界を市民が越えていないことから、市民を排除しなかった
▼1時間後、米兵が車列の運転手に指示し、市民の面前まで車を移動させた。座り込みをやめるか、県警が市民らを排除しないと出られない状況を自らつくり出した。入り口側から出ようとした県警のパトカーを米軍側が止め、基地内に戻す場面もあった
▼「米軍と直接対決だ」と市民らはカチャーシーを踊る。ぶぜんとする米軍側。県警は困ったように状況を見守る。約3時間後、米軍側が折れ、車は入り口側から基地の外に出た
▼米軍側がこだわったのはメンツだろう。威圧的な米軍に対し、市民らは「命が失われたことへの抗議も受け止めないのか」と訴えた。今後、米軍は県警に出口側の座り込みも排除するよう圧力をかけるかもしれない。この構図はいつまで続くのか。

琉球新報<金口木舌>より


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