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2016年06月04日22:40
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【解説】ランボルギーニ・ディアブロＧＴ(ＭＹ９９)
【解説】ランボルギーニ・ディアブロ(ＲＷＤ／ＭＹ９０〜ＭＹ９６)
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【解説】ランボルギーニ・ディアブロＶＴ(ＭＹ９３〜ＭＹ９９)
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【解説】ランボルギーニ・ディアブロＳＥ３０(ＭＹ９３〜ＭＹ９５)
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【解説】ランボルギーニ・ディアブロＶＴロードスター(ＭＹ９５〜ＭＹ００)
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【解説】ランボルギーニ・ディアブロＳＶ(ＭＹ９６〜ＭＹ９９)
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９７年、ランボルギーニは全日本ＧＴ選手権を戦うＪＬＯＣのために、『ディアブロＧＴ１』を開発しました。
ディアブロＧＴ１
実戦に投入されたマシンと、このロードバージョンの２台だけが生産されたＧＴ１は、ロングホイールベース化された専用のボディに、５９９２ｃｃまで拡大されたＶ型１２気筒エンジンを搭載した純レーシングマシンでした。
☆ランボルギーニ・ディアブロＧＴ１ 車両諸元
全長：４７０５ｍｍ
全幅：２０４０ｍｍ
全高：１００４ｍｍ
ホイールベース：２６９５ｍｍ
トレッド(Ｆ／Ｒ)：１６９４／１６７０ｍｍ
車両重量：１０５０ｋｇ
エンジン形式：水冷６０°Ｖ型１２気筒ＤＯＨＣ４８バルブ
ボア×ストローク：８７×８４ｍｍ
総排気量：５９９２ｃｃ
圧縮比：１１．０
最高出力：６５５ｐｓ／７５００ｒｐｍ
最大トルク：７０ｋｇｍ／５５００ｒｐｍ
トランスミッション：ヒューランドＴＧＴＡ−２００ ６速シーケンシャル
クラッチ：ＡＰレーシング カーボントリプル
ブレーキ：ブレンボ／ＡＰ クロスドリルド Ｆ６ポッド Ｒ４ポッド
タイヤ：Ｆ２７５４０ＺＲ１８ Ｒ３４５／３５ＺＲ１８
翌９８年、ＧＴ１譲りの６リッターエンジンを搭載した『ディアブロＧＴ２』が開発されました。
ディアブロＧＴ２
ＳＶＲをベースに６４０ｐｓを発生する５９９２ｃｃユニットを搭載、ＦＩＡ−ＧＴ２規定に則って製作され、実際にレースへ出場した記録も残っています。
ディアブロＧＴ２プロトタイプ
ムゼオ・ランボルギーニに展示されているＧＴ２は別の個体で、特徴的なディフューザーなど、異なるディテールを持っています。
これらＧＴレース仕様の流れを汲んで、９９年３月に発表されたのが、世界限定８０台の特別モデルである『ディアブロＧＴ』です。
ディアブロＧＴ
ＧＴ１からＧＴ２へと受け継がれた５９９２ｃｃのＶ型１２気筒エンジンをベースに、カムシャフトやチタン製コンロッドをはじめ、多くのムービングパーツは、ロングストローク化に対するロードカーとしての耐久性の確保や純粋なパフォーマンスアップのために専用に設計されたものを使用、Ｌ．Ｉ．Ｅ．による制御は変わらないものの、新たにマルチスロットルインテークマニホールドの採用など、進化を遂げています。
最高出力は５７５ｐｓ／７３００ｒｐｍ、最大トルクは６４．３ｋｇｍ／５５００ｒｐｍを発生、トランスミッションは５速マニュアルで、クラッチはサイズこそ１０インチドライシングルと変わらないものでしたが、パワーアップに合わせて強化クラッチを採用していました。
またファイナルレシオは３種類用意され、最もハイギヤードな設定を選択した場合、その最高速度は３３８ｋｍ／ｈと公表されました。
シャシー／ボディもモディファイされ、コーナリング性能の向上のためフロントはトレッドが１１０ｍｍ、リヤトレッドも３０ｍｍ拡大され、これに伴ってフロントにはワイドフェンダーが装着されています。
エクステリアはカーボン製のバンパースポイラーやサイドスカート、バックカメラ内蔵のリヤウイング、シングル化されたオーバーヘッドエアインテークなど、ＧＴ専用のディテールを持っています。
運転席エアバックは装備されず、ステアリングはＭＯＭＯ製の３スポーク、バケットシートもＭＯＭＯ製で４点式ハーネスが装備されました。
☆ランボルギーニ・ディアブロＧＴ ＭＹ９９ 車両諸元
全長：４４３０ｍｍ
全幅：２０４０ｍｍ
全高：１１０５ｍｍ
ホイールベース：２６５０ｍｍ
トレッド(Ｆ／Ｒ)：１６５０／１６７０ｍｍ
車両重量：１４９０ｋｇ
エンジン形式：水冷６０°Ｖ型１２気筒ＤＯＨＣ４８バルブ
ボア×ストローク：８７×８４ｍｍ
総排気量：５９９２ｃｃ
圧縮比：１０．７±０．２
燃料供給装置：ランボルギーニ・インテリジェンス・エレクトロニック(Ｌ．Ｉ．Ｅ．)
最高出力：５７５ｐｓ／７３００ｒｐｍ
最大トルク：６４．３ｋｇｍ／５５００ｒｐｍ
トランスミッション：５速マニュアル
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Ｒ：２．１２５
最終減速比：２．４１０ ※総減速比は３．８３１
※最終減速比は３種類あり
ステアリング：ラック＆ピ二オン
サスペンション：ダブルウィッシュボーン／コイル
ブレーキ：前後ベンチレーテッドディスク Ｆ３５５×３２ｍｍ Ｒ３３５×３２ｍｍ
ホイールサイズ：Ｆ８．５Ｊ×１８ Ｒ１３Ｊ×１８ ＯＺレーシング製
タイヤサイズ：Ｆ２４５／３５ＺＲ１８ Ｒ３３５／３０ＺＲ１８ ピレリＰ−ＺＥＲＯ
９９年７月から００年５月までの間に８０台が生産されると発表されたＧＴをベースとした、ＳＶＲに代わるワンメイクレース仕様車の『ディアブロＧＴＲ』が、９９年１２月に発表されました。
ＧＴをベースに大型リヤウイングやアクリル製サイドウインドウの採用、リヤバンパーレス化、センターロックタイプのＯＺレーシング製アロイホイールやエアジャッキ、クイックチャージタイプのフューエルリッド、ロールケージ、バックスキンのダッシュパネル、専用メーターなどでモディファイされていました。
エンジンはＬ．Ｉ．Ｅ．リセッティングや高効率エキゾーストシステムなどの採用で５９０ｐｓまでパワーアップされました。
総生産台数は３０台で、主にランボルギーニ・スーパートロフィーのエントラント向けに販売されました。
ディアブロＧＴＲによるスーパートロフィーは００年６月に開幕、３年間に渡って開催されました。
☆ランボルギーニ・ディアブロＧＴＲ ＭＹ９９ 車両諸元
全長：４３００ｍｍ
全幅：２０４０ｍｍ
全高：１１１５ｍｍ
ホイールベース：２６５０ｍｍ
トレッド(Ｆ／Ｒ)：１６５０／１６７０ｍｍ
車両重量：１３８５ｋｇ
エンジン形式：水冷６０°Ｖ型１２気筒ＤＯＨＣ４８バルブ
ボア×ストローク：８７×８４ｍｍ
総排気量：５９９２ｃｃ
圧縮比：１０．７±０．２
燃料供給装置：ランボルギーニ・インテリジェンス・エレクトロニック(Ｌ．Ｉ．Ｅ．)
最高出力：５９０ｐｓ／７３００ｒｐｍ
最大トルク：６５．３ｋｇｍ／５５００ｒｐｍ
トランスミッション：５速マニュアル
�。押ィ械隠�
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��１．１２５
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Ｒ：２．１２５
最終減速比：２．４１０ ※総減速比は３．８３１
ステアリング：ラック＆ピ二オン
サスペンション：ダブルウィッシュボーン／コイル
ブレーキ：前後ベンチレーテッドディスク
ホイールサイズ：Ｆ８．５Ｊ×１８ Ｒ１３Ｊ×１８ ＯＺレーシング製
タイヤサイズ：Ｆ２４５／３５ＺＲ１８ Ｒ３３５／３０ＺＲ１８
次回はディアブロ６．０です。
※２０２０年９月５日 一部修正
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【解説】ランボルギーニ・ディアブロＶＴ(ＭＹ９３〜ＭＹ９９)
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【解説】ランボルギーニ・ディアブロＳＥ３０(ＭＹ９３〜ＭＹ９５)
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【解説】ランボルギーニ・ディアブロＶＴロードスター(ＭＹ９５〜ＭＹ００)
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【解説】ランボルギーニ・ディアブロＳＶ(ＭＹ９６〜ＭＹ９９)
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９７年、ランボルギーニは全日本ＧＴ選手権を戦うＪＬＯＣのために、『ディアブロＧＴ１』を開発しました。
ディアブロＧＴ１
実戦に投入されたマシンと、このロードバージョンの２台だけが生産されたＧＴ１は、ロングホイールベース化された専用のボディに、５９９２ｃｃまで拡大されたＶ型１２気筒エンジンを搭載した純レーシングマシンでした。
☆ランボルギーニ・ディアブロＧＴ１ 車両諸元
全長：４７０５ｍｍ
全幅：２０４０ｍｍ
全高：１００４ｍｍ
ホイールベース：２６９５ｍｍ
トレッド(Ｆ／Ｒ)：１６９４／１６７０ｍｍ
車両重量：１０５０ｋｇ
エンジン形式：水冷６０°Ｖ型１２気筒ＤＯＨＣ４８バルブ
ボア×ストローク：８７×８４ｍｍ
総排気量：５９９２ｃｃ
圧縮比：１１．０
最高出力：６５５ｐｓ／７５００ｒｐｍ
最大トルク：７０ｋｇｍ／５５００ｒｐｍ
トランスミッション：ヒューランドＴＧＴＡ−２００ ６速シーケンシャル
クラッチ：ＡＰレーシング カーボントリプル
ブレーキ：ブレンボ／ＡＰ クロスドリルド Ｆ６ポッド Ｒ４ポッド
タイヤ：Ｆ２７５４０ＺＲ１８ Ｒ３４５／３５ＺＲ１８
翌９８年、ＧＴ１譲りの６リッターエンジンを搭載した『ディアブロＧＴ２』が開発されました。
ディアブロＧＴ２
ＳＶＲをベースに６４０ｐｓを発生する５９９２ｃｃユニットを搭載、ＦＩＡ−ＧＴ２規定に則って製作され、実際にレースへ出場した記録も残っています。
ディアブロＧＴ２プロトタイプ
ムゼオ・ランボルギーニに展示されているＧＴ２は別の個体で、特徴的なディフューザーなど、異なるディテールを持っています。
これらＧＴレース仕様の流れを汲んで、９９年３月に発表されたのが、世界限定８０台の特別モデルである『ディアブロＧＴ』です。
ディアブロＧＴ
ＧＴ１からＧＴ２へと受け継がれた５９９２ｃｃのＶ型１２気筒エンジンをベースに、カムシャフトやチタン製コンロッドをはじめ、多くのムービングパーツは、ロングストローク化に対するロードカーとしての耐久性の確保や純粋なパフォーマンスアップのために専用に設計されたものを使用、Ｌ．Ｉ．Ｅ．による制御は変わらないものの、新たにマルチスロットルインテークマニホールドの採用など、進化を遂げています。
最高出力は５７５ｐｓ／７３００ｒｐｍ、最大トルクは６４．３ｋｇｍ／５５００ｒｐｍを発生、トランスミッションは５速マニュアルで、クラッチはサイズこそ１０インチドライシングルと変わらないものでしたが、パワーアップに合わせて強化クラッチを採用していました。
またファイナルレシオは３種類用意され、最もハイギヤードな設定を選択した場合、その最高速度は３３８ｋｍ／ｈと公表されました。
シャシー／ボディもモディファイされ、コーナリング性能の向上のためフロントはトレッドが１１０ｍｍ、リヤトレッドも３０ｍｍ拡大され、これに伴ってフロントにはワイドフェンダーが装着されています。
エクステリアはカーボン製のバンパースポイラーやサイドスカート、バックカメラ内蔵のリヤウイング、シングル化されたオーバーヘッドエアインテークなど、ＧＴ専用のディテールを持っています。
運転席エアバックは装備されず、ステアリングはＭＯＭＯ製の３スポーク、バケットシートもＭＯＭＯ製で４点式ハーネスが装備されました。
☆ランボルギーニ・ディアブロＧＴ ＭＹ９９ 車両諸元
全長：４４３０ｍｍ
全幅：２０４０ｍｍ
全高：１１０５ｍｍ
ホイールベース：２６５０ｍｍ
トレッド(Ｆ／Ｒ)：１６５０／１６７０ｍｍ
車両重量：１４９０ｋｇ
エンジン形式：水冷６０°Ｖ型１２気筒ＤＯＨＣ４８バルブ
ボア×ストローク：８７×８４ｍｍ
総排気量：５９９２ｃｃ
圧縮比：１０．７±０．２
燃料供給装置：ランボルギーニ・インテリジェンス・エレクトロニック(Ｌ．Ｉ．Ｅ．)
最高出力：５７５ｐｓ／７３００ｒｐｍ
最大トルク：６４．３ｋｇｍ／５５００ｒｐｍ
トランスミッション：５速マニュアル
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Ｒ：２．１２５
最終減速比：２．４１０ ※総減速比は３．８３１
※最終減速比は３種類あり
ステアリング：ラック＆ピ二オン
サスペンション：ダブルウィッシュボーン／コイル
ブレーキ：前後ベンチレーテッドディスク Ｆ３５５×３２ｍｍ Ｒ３３５×３２ｍｍ
ホイールサイズ：Ｆ８．５Ｊ×１８ Ｒ１３Ｊ×１８ ＯＺレーシング製
タイヤサイズ：Ｆ２４５／３５ＺＲ１８ Ｒ３３５／３０ＺＲ１８ ピレリＰ−ＺＥＲＯ
９９年７月から００年５月までの間に８０台が生産されると発表されたＧＴをベースとした、ＳＶＲに代わるワンメイクレース仕様車の『ディアブロＧＴＲ』が、９９年１２月に発表されました。
ＧＴをベースに大型リヤウイングやアクリル製サイドウインドウの採用、リヤバンパーレス化、センターロックタイプのＯＺレーシング製アロイホイールやエアジャッキ、クイックチャージタイプのフューエルリッド、ロールケージ、バックスキンのダッシュパネル、専用メーターなどでモディファイされていました。
エンジンはＬ．Ｉ．Ｅ．リセッティングや高効率エキゾーストシステムなどの採用で５９０ｐｓまでパワーアップされました。
総生産台数は３０台で、主にランボルギーニ・スーパートロフィーのエントラント向けに販売されました。
ディアブロＧＴＲによるスーパートロフィーは００年６月に開幕、３年間に渡って開催されました。
☆ランボルギーニ・ディアブロＧＴＲ ＭＹ９９ 車両諸元
全長：４３００ｍｍ
全幅：２０４０ｍｍ
全高：１１１５ｍｍ
ホイールベース：２６５０ｍｍ
トレッド(Ｆ／Ｒ)：１６５０／１６７０ｍｍ
車両重量：１３８５ｋｇ
エンジン形式：水冷６０°Ｖ型１２気筒ＤＯＨＣ４８バルブ
ボア×ストローク：８７×８４ｍｍ
総排気量：５９９２ｃｃ
圧縮比：１０．７±０．２
燃料供給装置：ランボルギーニ・インテリジェンス・エレクトロニック(Ｌ．Ｉ．Ｅ．)
最高出力：５９０ｐｓ／７３００ｒｐｍ
最大トルク：６５．３ｋｇｍ／５５００ｒｐｍ
トランスミッション：５速マニュアル
�。押ィ械隠�
�■院ィ毅横�
��１．１２５
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Ｒ：２．１２５
最終減速比：２．４１０ ※総減速比は３．８３１
ステアリング：ラック＆ピ二オン
サスペンション：ダブルウィッシュボーン／コイル
ブレーキ：前後ベンチレーテッドディスク
ホイールサイズ：Ｆ８．５Ｊ×１８ Ｒ１３Ｊ×１８ ＯＺレーシング製
タイヤサイズ：Ｆ２４５／３５ＺＲ１８ Ｒ３３５／３０ＺＲ１８
次回はディアブロ６．０です。
※２０２０年９月５日 一部修正
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