…昨日の話し。
午前中、DVDでガイ・ハミルトン監督の「007/死ぬのは奴らだ」を観て、昼から御成門のみなと図書館経由で神保町へ。
午後6時半、一ツ橋ホールでジョン・ウェルズ監督 ブラッドリー・クーパー主演の新作「二ツ星の料理人」の試写会に行ってまいりました。
☆「007/死ぬのは奴らだ」(1973)監督 ガイ・ハミルトン 出演 ロジャー・ムーア、ヤフェット・コットー、ジェーン・シーモア、クリフトン・ジェームズ、ジェフリー・ホールダー、デヴィッド・ヘディソン
米国各地で三人の秘密諜報員が謎の死を遂げ、ジェームズ・ボンドは急ぎ、ドクター・カナンガと対決すべくニューヨークへ飛び立った。
しかし、その動きを知った組織はボンドを襲う。そして、ボンドを謎の美女ソリテアのもとに導き、落ち着き払った彼女の手から謎のタロットカードが開かれ、ボンドの死を告げた…。
三代目ボンド、ロジャー・ムーア初登場の巻、であります!
シリーズ第8作です。今回からボンド役はロジャー・ムーアなんですが、どうもイマイチなんだよね、コレが。
さすが70年代、ブラックパワー台頭期の映画ですね。この頃、ブラック・ムービー(いわゆる黒人映画)が流行ったんですよね。
あと、「エクソシスト」に始まる “ オカルトブーム ” 。この映画も、ブードゥー教を絡めたオカルティックな展開。…でもなぁ、それらの要素がちっとも活かされていない!
…誰かが言ってた、“ 大スペクタクル・コント ” だと。
☆「二ツ星の料理人」(2016)監督 ジョン・ウェルズ 出演 ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー、オマール・シー、ダニエル・ブリュール、マシュー・リス、ユマ・サーマン、エマ・トンプソン、リカルド・スカルマチョ、サム・キーリー
腕は確かなもののトラブルを起こし、キャリアを台無しにした人気天才シェフのアダム・ジョーンズ。
パリの二ツ星レストランから姿を消して3年後、起死回生を狙い、ロンドンの友人トニーのレストランに乗り込む。
世界一を目指して、かつての同僚ら最高のスタッフを集め、華々しく新店をオープンさせるアダムだったが、過去のトラブルが立ちはだかり…。
武闘派系シェフのブラッドリー・クーパー、カッチョいい!
お話し自体は、まぁ、パリでヤンチャが過ぎてすべてを失った天才シェフが心機一転、心を入れかえてロンドンで成功するってだけのもの。でも、味付けがいっぷう変わってマス。
…そんな映画ですけど、やっぱり力のある役者を揃えるとソコソコ見せちゃうんですねぇ。
この手のグルメ映画は料理が美味しそうに見えなきゃダメ。…その辺は、合格。なにしろ料理が美しい!
…ユマ・サーマン、老けたなぁ。
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