久しぶりに聞いてみました。
15年ぶりか20年ぶりか。
本当にどうしようもない発言を連発するあかほりさとるとそれを制する水谷優子って構図の番組でしたね。
声優の水谷さんの訃報を受けて、本当に久しぶりにポリケロを聞きます。
あかほりさとるさんも相変わらずですが、まったく歯切れがない。
や、そうだろうよ、20数年やってきた人が居ないんだからな。
ラジオ中で「自分は適当ばっかりで行き当たりばったりでいつも優子ちゃんがプロ意識でフォローしてくれてた」
っていうのがにじみ出ていた。
悲しみを押し殺してからげんきだけで飛ばすあかほりさんのラジオ、何とも言えないもの悲しさが伝わります。
番組冒頭で言っていたあかほりさんの「ポリケロですからもう続けられません」というのは痛いほど伝わる、あかほりさん一人だと続けられないよな。
若いころはいきなりとんでもない外道発言するあかほりさんが楽しかったと思ってたけど、これって本当に受けを完ぺきにこなす水谷さんありきだったんだと痛いぐらいにトークを聞いて伝わる。
あかほりさん自身もそれを痛感しており、今はやるべきことを押すべく放送に載せてる感じが伝わってきて、何というか言葉にならないものです。
ラジオの中で私の中のあかほりさとるさんはエンターテイナーではなくただのおっさんになってしまった、がっかりとか残念ではなくて、それで良いと思うんです、相方の訃報を受けて気丈に振舞えるほどのプロ意識なんて無くて、役者じゃなくて作家なんだからね。
私の記憶ではずーっと相方の水谷さんをからかい続けてたわけで、今のラジオでもやっぱり傾いていじろうとしていても、やっぱり相方への感謝、リスペクト、悲しさ悔しさがにじみ出てしまう。
番組の最期まできちんと終わらせようという相手の意図をくみ取ったであろうあかほりさんの意志でが突き動かしているんだろうなぁ。
最終回、笑いありの大団円には絶対にならないだろうけど、一つの区切りとしてあかほりさんには頑張ってもらいたいです。
番組最期で「最終回は俺の事なんてどうでもいいから相方へのメッセージをお待ちしております」との事ですが。
それだけ集めてもそれはポリケロじゃないんだよな・・・。
なんて思ってしまう。
ポリリンにもきちっと感謝の気持ちがリスナーさんから届けばいいなぁと、
15年も聞いてなかったくせにふっと感じてしまった木曜日の夜。
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