これはなかなか気になる記事だ。本当に公明が内部で割れているならば、衆院解散の可能性はある。
ダブル選はやると金がかかるから、自民はともかく公明や維新はそんなにやりたくないし、今年はアメリカが大統領選なので、次の大統領が誰なのか決まる前に解散しても、次期アメリカ大統領の派閥と相性が悪い衆院議員はまた洗い替えしないといけなくなるから非効率になる。
だからダブル選は無いと思っていた。
しかし今回の参院選は、影の選挙争点は改憲を容認するかどうかなので、公明の中に根強い護憲派が居て、執行部ではコントロール出来ないということならば、選挙で勝敗を明確に分けるしかない。小泉郵政選挙のように。
次のアメリカ大統領がクリントンの場合は、親中路線を継続になるだろうから、アジア各国との軍事同盟や米軍基地の再編成は、なんだかんだ言ってのらくらと延期して、中国が周辺に押し出し易くなるように手加減する。
その場合は日本も極力現状維持になるので、護憲派の希望通りだから、護憲派と改憲派で深刻な派閥割れにはならない。
護憲派が激しく抵抗するということは、トランプ大統領の可能性が高まってきたからだろう。
トランプが大統領になった場合は、日米安保や在日米軍基地の編成は全面見直しになる可能性はかなりある。
米軍が撤退、もしくは大幅縮小になった場合、日本が丸裸でいるわけには行かないので、自衛隊を格上げして防衛軍にする可能性が高くなる。もちろん改憲込みで。
衆院選込みで大規模な選挙になるならば、都知事も電撃辞任した方が良いかも知れない。
東京都知事は創価学会からの支持なしには成り立たないポジションで、その創価学会が内部で護憲派と改憲派に割れているならば、知事候補も護憲と改憲を立てて白黒つけないといけない。
では舛添は改憲派なのか護憲派なのか?
結論から言えば舛添は改憲派だが、自民の主流の保守的改憲ではなく、やるなら本当にリベラルで近代的な改憲を主張しているので、改憲派とは言っても現自民執行部とは意見が割れるかも知れない。
そのあたり、自民としても公明改憲派としても、新都知事に踏絵を踏ませる意味で、与党と同じ内容の改憲方針の候補を支援することになるかも知れない。
護憲だ改憲だとは言っているが、要するに中国が地域軍事大国化することを容認するかどうかということ。
金正恩は北京派の老幹部を粛清しているし、最近の韓国は中国を見限って韓国企業がどんどん中国から夜逃げしているから、アメリカの主流派が中国の軍事強大化は認めないとした場合は、日本でもそれにそった意見の候補が勝つ可能性が高い。
春先の段階では、トランプがこんなに支持を集めるとは誰も予測していなかったから、衆参ダブルは無い方針だったと思うが、トランプ大統領の可能性が大になってきたので、日本も大きく変わらざるを得ないだろう。
■創価学会信者の間で安倍政権の改憲路線と追従する執行部への怒りが沸点に! 婦人部を中心にクーデターの動きも
(リテラ - 05月21日 23:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=209&from=diary&id=4004174
ログインしてコメントを確認・投稿する