先週に駐車場を見つけられずに断念した、弘前城での花見。散りかけになって人も引けただろうということで、日曜日にもう一度行ってきた。
金・土と寒かった(霰が降ったりした)せいなのか、想像していたよりは花も残っていて、人出も十分あったのだけれども、先週のにっちもさっちもいかないような混み方に比べたら、なんてことはない。いつも使っている安い駐車場に普通に停めることが出来た。
石垣の修理工事中の弘前城。水を抜いた内堀が観光客に開放されていたので、内堀の中を歩いた。決してデカい城ではないけれど、それでも間近で見る石垣は十分に圧倒的。城攻めで石垣をよじ登らされる雑兵の絶望感とか想像すると、何とも言えない気持ちになった。
外堀で手こぎボートが貸し出しをやっていた。今回は試験導入で、今回の結果を踏まえて決めるらしい。パッとみた感じ、利用者は結構いたみたいなので、正式導入されるかもしれない。一緒に来ていた友人に『宇佐美定満になった気分で 舟遊びでもするか』とか言ったら、すごく嫌そうな顔をされたので乗らなかった。ボート利用者は、全員しっかりと救命胴衣をつけていた。
主な目的である「ちいさなタコ一匹そのまま入ったタコ焼き」は、無事に食べることが出来た。もともと構造的な問題で、なかなかキレイな粒にはならないのだけれども、今回の出来は特にワイルド路線で、「はらわたが飛び出たタコ焼き」という感じだった。美味かったけれど。
屋台ものだと、他に「塩コンニャク」というのを食べた。まぁ単に「煮汁が塩味ベースになったコンニャクおでん」で、もちろん普通に美味いのだけれども、味を染みさせるための切り込みがやたらと多く、そこから煮汁がピューピュー飛び出してきて、口内が火傷で大惨事だった。
シンプルで物足りなくなりがちな塩味だけに、しっかりと味を染みさせようという工夫なのだろうけれど、切り込み多すぎて、どこから汁が飛び出てくるか分からない黒ひげ危機一発。
流行り廃りというものなのだろうけれど、一時期沢山あったドネルケバブ。今年はとうとう一軒も見なかった。ドネルケバブは好きなので、割とガッカリだ。
ふらいんぐうぃっち。ここぞとばかりに祭り会場で押してくるのかと思ったけれど、想像とは逆にごくごく控えめ。一部の食堂で地味にポスターが貼ってあるだけだった。まぁベタベタやり過ぎるのもドン引きなのだけれども、控えめすぎるのも勿体無いような気がするし、さじ加減難しいなと。
中国人観光客はそんなに目立ってなくて、白人や黒人の方が多い感じだった。まぁ私が行った日だけ、たまたまだったのかもしれないけれど。
混みあう昼前には公園を出た。帰りにくら寿司でカレーを食べた。
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