雨の中の勝利

　今日はチラシ配りの仕事であった。
　場所はローカル地域で、先週行った場所であった。
　さすがに運は続かないようで、なかなかお店にお客様を案内するということはなかった。
　しかも、ここはオイラが悪い印象を持っている大学の生徒がいる場所なのでなおさらいい気分ではなかった。

　しかも、昼過ぎから雨が！
　ショックであった
　いつもは雨が降るという予報が出ても、一瞬だったり、外れたりだったのに、今日は降り始めてからオイラのシフトの時間が終わるまでは雨が降っていた。
　傘をさしての配布はとてもやりづらい。
　最初に較べて受け取り率も悪くなった。

　今日は最悪と思っていたら、新規のお客様を捕まえ、店に案内することができた。
　ラッキー、と喜んで仕事を終えることができた。
　ところが、作業道具を片づけに店に戻る途中、先の新規のお客様に会う。
　すると、お客様、レンズの度数がなくて、買えなかったと言われる。
　えーーーー！　と思うしかできなかった。やっと案内で来たのにと落ち込んでしまう。

　店に戻り道具を片づけて、帰ろうとした時、店長が新規一名ありがとうございました、というのであった。
　どうやら、オイラが案内した他に新規がいたようであった。
　逆転の逆転。なんてうれしいことだろう。
　雨が降ったので最悪と思っていたが、そう思わずに終わることができて良かったである。
　いい一日となった。