当時日記にも書いたが、数年前、中野のフジヤカメラで中古のミノルタSR505というフィルム一眼レフを買った。 ミノルタSRシリーズの現行時代、ミノルタのレンズといえばミノルタ創業地の名山、六甲山からその名をとった「ロッコール」だった。 しかし、フィルム、マニュアルフォーカス時代でもその最後のころはすでにロッコールという由緒ある名称は使われなくなっていた。 これは、ミノルタがレンズの自社生産をやめたのとほぼ時を同じくしているそうだ。
SR505を買ったとき、せっかくミノルタの名シリーズ、SRなのだからレンズはロッコールにしたかったのだが、あいにくそのときフジヤカメラにはロッコールの在庫はなく、MD50��F1.7というレンズを付けて買った。
最近、同じ中野にある日東商事というカメラ店のサイトでMDロッコール50��F1.4がお手軽値段で出ているのを見つけ、昨日店舗に行って現物を見せてもらったところレンズ、マウント部、鏡胴部すべて非常にきれいだったので、購入した。 日東商事は父の遺品の1950年代のアサヒカメラにすでに広告を出している老舗カメラ店である。
実はSR505は買ってはみたもののまだ1回も撮影はしていない。 せっかくロッコールを買ったのだから、今度こそ持っているだけでなく撮影もしてみようと思う。 また最近はフィルム時代の古いレンズをデジカメに付けて遊ぶのが流行っているようなので、ロッコールをフジX-Pro2に付けて使うのも面白いかもしれない。
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