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2016年04月02日20:20

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結婚祝賀会

今日は会社の結婚祝賀会でした。

業務の効率化、新機械の導入と、どんどん製造環境営業環境が改善されていく昨今とはいえわが社は今は繁忙期、そんなクソ忙しい日々の中で仕事を終えて会社皆で打ち合わせをして余興に取り込んでいく。

私は何もしてないので申し訳ないのですが、夜遅くまで残って皆が作っていく感覚っていうのはどの部署からも愛されている彼が残してきた軌跡なんだと思います。軌跡?もしかしたら奇跡か?

人が人を祝福するエネルギーって凄くて私のように「勘ぐってしまう」人間ですら脳で処理できないパワーで感情に訴えかけてくる。
誰かが誰かを想い誰かのために何かする、人が人として当然とされる施しなんて今となっては私にはファンタジーの世界の事象のように思えてきてしまった私の中で。
相も変わらずいい意味で私のメガネを曇らせに来る。

このライブ感の感動はなんだか映像作品を見ている「きれいな部分だけを切り取った側面がある」からなのかなとも思う。
結婚式で感動するのって「素敵な作風に惹かれていく」感じに近いのかもしれない。
そこに至るまでの泥臭い一面や人の持ついろんな顔を落として舞台に上がり一面だけ魅せに来る。
舞台に上がったプロの役者みたいだ。

音響で流れるBGMもやはり良いですよね、そのお二人が好きであろう音楽が選ばれるわけで、その音響はやっぱりその人二人が歩んだストーリーみたいなもんだと思うんですね。
私的に印象に残ったのは「小さな恋の歌」
会社には色んな価値観の人が居て老若男女たくさんいる、でも誰でも知っているフレーズ。
「ほら、あなたにとって大事な人ほどすぐそばにいるの」

祝福という一つのキーワードで全ての価値観が一瞬だけ一つの方向に向く。

これってゲームにおける「一つの達成に向かい一つのモニターに向かう」のに似ている。

結婚祝賀会では去年まで短期バイトで来てた子も参加してた。
今年は就職のため短期君は来なかったのでドライに行ってしまえばビジネス関係もない他人だ。
その号泣が心地よい。

たった2か月を毎年3回である、この短い期間に、きっと彼と新郎さんにはやっぱり涙を流すだけに相応しい絆があったんだろうと推察する。

誰かが誰かに涙する、その光景を見ると私も涙が出る、ここまでぐだぐだ書いたがこれはやっぱりわからないままだ。
ただ、この涙は本当に心がすっきりする涙。

「こいつ泣いてるよ、お前祝辞言ってみろよ」
皆にからかわれ壇上に登らされる彼、号泣に拍車がかかり、それに反比例するように周りにはただ笑顔笑顔笑顔。

泣いたら吊られてしまう人狼のようで、私はぐっと堪えましたが、涙ながらに祝辞を述べる彼には来るものがあったな。

仕事の山場は超えてやっと下山気味、昔のように朝まで働くなんてことは二度とない、忙しくても来週からはもっと現実的な時間に帰ってこれる。

新郎君の取ってくる仕事に対して私もやさぐれないで心機一転仕事に向かえればと思いなおす一日でした。


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