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2016年03月22日20:43

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“あの”稀勢の里と、“あの”白鵬と、“あの”豪栄道が残ったような賜杯レース。

■稀勢、鶴竜破り全勝守る 琴奨菊は3敗目 大相撲春場所
(朝日新聞デジタル - 03月22日 18:20)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3909977
大相撲三月場所十日目、全勝の大関稀勢の里は横綱鶴竜を逆転の小手投げで降し、一敗で追走する横綱白鵬は大関照ノ富士を寄り切りで一蹴、角番脱出を決めた大関豪栄道は大関琴奨菊を両差しから左での掬い投げに退け、それぞれ白星を重ねました。二敗だった横綱鶴竜、大関琴奨菊に加え、横綱日馬富士も関脇豊ノ島に一方的に押し倒されてそれぞれ三敗に後退、若手の大栄翔を突き落としに仕留めた妙義龍、千代鳳を寄り切りで制した逸ノ城がそれぞれ給金直しの二敗に付ける展開となりました。
今日の稀勢の里と鶴竜の一番、立ち合い横綱が頭で当たって突き放して両差し、大関を土俵際に追い込んで上体を起こして絶体絶命、ここまでかと思いきや、大関が体勢を入れ換え右で小手に振って、逆転の小手投げで勝負あり。稀勢の里が全勝をキープしましたが、先場所までの稀勢の里なら間違いなく土俵際に追い込まれた段階であっさり俵を割って寄り切りとかで敗れていたと思いますが、あそこまで勝つ執念を見せた稀勢の里を初めて見たような感じがしましたね。昨日の琴奨菊戦でまんまと勝って気を良くしたのかもしれませんけど、この勢いは不気味でさえありますね。
一方、一敗を守った横綱白鵬は、大関照ノ富士を左前褌、右指しから上体を起こしてあっさり寄り切り。膝などの故障でコンディションが万全でなかった大関相手とは言え、ここにしっかり入って来るのはさすが白鵬と思わせる一番だったと思います。早速、明日の十一日目にこの両者が対戦しますが、今場所の賜杯レースを大きく左右する大一番が十一日目の段階で組まれるのは、ちょっと早くかつ勿体ない気がしますね。どちらにしても、稀勢の里に白鵬、豪栄道と、“あの”という冠をつけたくなりますね。
先場所の覇者である大関琴奨菊は今日の段階で三敗に後退、「綱取り」は実質的に“終戦”となったと言えますが、昨日稀勢の里に立ち合い変化されて敗れたことが尾を引いたのか、一昨日までの踏み込みの良さは影を潜めてしまった印象。変化もある豪栄道への警戒心があったのかもしれませんが、昨日の二敗目で「綱取り」への道が絶たれたと考えたほうが良さそうな気がします。
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