”学年でビリ(最下位)” だったのは事実。
その時の成績を見て、「東大合格可能」と判断する教師はまず居ない。
「お母さん!成績は学年最下位ですが、彼なら東大も入れますよ!大丈夫!」
そんな能天気な教師なら、親が眉間に皺を寄せるわ。
■ 教師に疑問?
彼は言ったそうな。
>「お前はここにしか行けない」などと志望校を指定する教師に疑問を感じている
いやいや。どの大学を受験しようにも、「偏差値」(というか成績)を一つの目安にするのは当然。
その人の持てる可能性や潜在能力を、教師がどこまで分かるというのか。
今その人の出している成績がその人の頑張りようであり、その人の学力の現れな訳だ。
その成績が最下位レベルなのだから、当然それに見合った評価をされる。
ただ、それだけ。
■ 教師が可能性を潰したと言えるか
もし彼が「東大に行きたい」と言い、教師が「行けない」と言ったとしても
教師が正しい。
彼は「人間の脳はいくらでも拡張できる。どんな人でも東大にいける」と言っているが、そこまで言うなら最初からそうすればいいだけの話だ。まあ、後から気づいたのだろうが。
考えればすぐ分かる。
成績最下位の人間が 「東大に入りたい」 と言う。
誰もが「無理だ」と言うさ。教師も言うさ。
まあ、彼が東大に入りたいと言った訳ではなく、単に「行ける大学はない」と言われただけだが、
どちらにしろ、言われたくなければ最下位になるまで成績落とす前に勉強して、自分がどこの大学にだって入れるという所(可能性)を見せればいいだけの話だ。
「ふざけんな!」と一念発起?
いやいや、「ふざけんな」は教師のセリフでしょう。
そう言われて、当時の君に何が言い返せるというのか。
成績最下位の君が?何を根拠に?至極妥当な評価だろうに。
自分の怠慢を棚に上げておいて、「行ける大学はない」と正当評価を下され、それを頭にきて、その時の教師の判断を誤りだとするのか?ばかばかしい。
教師は 「その時の君」 の評価をきちんとしたと思うが。
それとも何かい?「〜大学に行きたい」とか希望はあったのかい?
それなのに教師が 「行ける大学はない」 と切ったのかい?
だとしても教師が正しい。さっきも言ったように、成績が学年最下位になるまで何もしてなかったのだから、君の評価も最低なのは当然だ。「行ける」と教師に言わせる根拠がまるでない。
行きたい大学があったのなら、その意思を示すべきだ。もちろん行動(成績)として。
詳細は分からないが、別に彼は東大に行きたかった訳じゃなく、単に教師を見返したかっただけだろう。
最初から東大を目指してたなら学年最下位に対する教師の評価は100%正しい。
最初から別の大学を目指してた、または特に進路は何も考えていなかったなら、東大に入った時点で単なる当てつけでしかなく、勉強はできても将来も何も考えてないことは丸わかり。
そんなヤツが教師という職を評価するなどばからしい。
何も分かってないのに批判しているも同然だ。
彼は実際たいしたものだと思う。
だが、そこからが間違っている。
教師の判断を疑うなら、自分のやってきた事から見直してみるべきだ。
■「東大まで行った人は教師にならない。中間層が中間層を再生産している」 現役東大生の発言で議論勃発
(キャリコネ - 03月14日 19:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=3897873
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