本日、2番目にお邪魔したゲレンデはニセコイワナイスキー場。
名前にニセコとついているが、ニセコにあるわけじゃなく、積丹半島の辺りにある岩内町のゲレンデです。
ニセコは山の中の山ですが、ニセコイワナイスキー場はどちらかというと海の隣の山(笑)
今回は春スキーということで眺望も求めているので、海沿いのゲレンデは期待が出来ます。
駐車場の時点でほら
岩内湾がしっかりと見えてますね
午前中の雪もやんで、テンションも上がってきました
ここニセコイワナイスキー場は経営難からメインのリフトが廃止されて、今では小さなペアリフトが動いているのみ。
このペアリフトではゲレンデの2割ぐらいのコースしかカバーできず、8割のコースが遊休地になっているのです
1月や2月には高いお金を出した人限定で「キャットツアー」という、圧雪機に乗って山頂まで運んでくれるツアーがあるんだけど、毎年瞬殺で売り切れる幻のツアーとして有名なの。
俺もいつかはキャットツアーを体験したいというのが夢なので、今日はその下見でもあります。
想像通り、小さなゲレンデだね
リフト券売り場では1時間券が500円で売ってる(笑)
まぁ眺望を見に来ただけの俺にはちょうどいいかもしれない。
そう思って1時間券を買おうとした時に奇跡は起こったのです。
チケットを買う時に「来年のキャットツアーって予約できないんですか?」って聞いたの。
そしたらスタッフが「予約は出来ないんですよ。でも実は
本日、特別にキャット体験ツアーやってます」って
俺がリフト券売り場に着いたのは12時58分。
キャットツアーは13時からだそうです(笑)
値段も聞かず、即申し込みましたよ。
事務所に行って申込用紙を書いて下さいと言われたので事務所まで上がっていく。
そこには数名の先客がいました。
キャットツアーに申し込んだら、「今、9名の満員です」っていわれてしまう
で、俺が泣きそうな顔してたら「今日は子供が何人かいるから、あと一人ぐらい乗せてあげますよ」って
やった、キャットツアーに参加確定
キャットとはこんな車。
完全に圧雪車です。
キャットの後部に荷台があり、そこに板と人を乗せられる造りになってるの。
この車で山麓からゲレンデ山頂まで上がっていくのです。
コースの大半が遊休地になっているということは、ずっと圧雪もされていないということ。
このキャットが通った場所だけ車幅だけ圧雪バーンとなり、あとは未圧雪のコースがずっと続くという贅沢な体験が出来るのです。
ちなみに山頂からのコース長は全長1200〜1600メートル。
これだけの新雪が続くのはなかなかあり得ないシチュエーションですよ?
しかも、ここ2日間の大雪のあとの快晴
最高の体験が出来ることは約束されています。
キャットに乗って登った山頂からの光景は、想像を超える絶景でした。
誰も踏破してない新雪の目の前に、マリンブルーの岩内湾が広がっているわけです。
そう、目の前に。
岩内湾にダイブする感覚で新雪に突っ込めるという、超贅沢体験でした
嬉しすぎて、出発前から新雪に飛び込みまくる少年達(笑)
8才と9才だそうです。
まぁ俺も滑っている間は彼らと精神年齢同じか、それ以下に下がるんだけどね
いや、キャットツアー、最高だわ
キャットツアーには必ずガイドがついてくれるんだけど、このガイドと話す機会があったので。
今回の臨時キャットツアー、本当に「レア」みたいです。
今シーズンは今回だけだからね。
超レアだ
しかもネットを含めて完全に未告知で、ゲリラ的にやったみたい。
俺はあと3分、たどり着くのが遅かったら乗り遅れてた
11月ぐらいにキャットツアーの募集を開始するらしいけど、今年は募集開始後3時間で全日程が埋まってしまったらしい。
そりゃあ、ネット見てても予約取れるわけないわな
ちなみに、1日キャットを貸し切りにすると14万円かかるそうです(笑)
ただし、1人で使おうと9人で使おうと値段は同じ。
みんなで割り勘するか、独り占めするかは自由だそうです。
だけどね・・・
独り占めした方が絶対に楽しいですよ、って言われました
確かに、9人で1本滑っただけで結構深いシュプールがついたからね。
1人だと、数本滑っても最後まで気持ちよさそうだ
昨日、ビデオカメラが故障してしまったことだけが悔しい。
この最高の1本を動画で残したかったのにな。
何年先になるか分からないけど、いつかまたキャットツアーしに来るよ、ニセコイワナイスキー場
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