昨日は雪村さんの葬儀が有り、今日は昨年お亡くなりになった賀山さんの誕生日な日。
緊縛事故を減らそうという活動を「奇特な人」と言いながら応援いただいたのにと今更ながらに残念に思います。
業界の為に尽力いただいたお二人が聞けば悲しむような話が続いて恐縮なのですが・・・・
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「その道のプロが、しかも公的に画面上などで話す」という事は非常に説得力を持ってしまい、それを見聞きした人はその内容を「本当なんだ」と信じてしまいます。
だから出演者の発言は責任を伴いますし、テレビ等では内容の精査をする機関が有り、失言をすればテレビから外されたりトラブルになれば番組自体としてお詫びし、時には番組自体がなくなってしまう事も有りますよね。
そして、悲しいかなSM界は前回書いた様なプロもいるのです。
実は、先の日記の影響か、「何故か私が緊縛事故の活動をして来たことを批判している師弟」が出ているニコニコ動画を見た人から問い合わせが有りました。
その内容は
�� 「ゴールデンさんは緊縛事故講習会で、二の腕に縄する場合は「脇の下と三角筋のすぐ下の少し引っ込んでいる所と肘周りは最低でも注意と言っていましたよね。でもあのプロの人は肘周りを注意しておけば良い様な発言をしているのですがどちらが正しいのですか？」
�� それと、「私のパートナーは縄酔いするのですが・・・、縄酔いの殆どは縄酔いする自分に酔っているかモテる為の演技だと言っていて驚いたのですが、本当ですか？」・・・との質問が来ました。
早速、私もそのニコニコ動画を見たのですが・・・・、
まぁ、�，亡悗靴討蓮⊆蠍気了駑舛鮓�ながら縄の歴史や縄を当てる場所の説明をしていた訳ですが、何年も事故に関して活動してきたという割には要領を得ない気がしたので、「残念ながらそのプロの説明不足でしょうね」と返信しました。
でもね、�△痢崙貎譴ぁ廚亡悗靴討蓮△修猟鏤劼離廛蹐糧�言なのですが・・・、「縄会などに行くと３人位は縄酔いしている人がいるけれど、「縄酔いする自分に酔っているか、その半分は演技で半分がモテたいからで・・・」「縄酔いすると、責め手が喜んで次は僕も縛らせてと言って来てモテるから・・・」と、あまりにも驚くべき発言なので私も驚いて発言のホローも出来ませんでした。
まぁ、彼女は縄酔いをさせたことがないのでしょうし、縄会で縄酔いを見てそう感じたのでしょうから仕方がないのかもしれませんが・・・。
でもね、ニコ生だって画面の向こうには視聴者がいるのです。
公的なんですよね。
友達同士の会話ならば仕方ないかもしれないけれど、プロとして公的な場での発言は影響力があるわけで責任も伴うのです。
つまり、それを見て知識のある情報のある人は、変な事を言ってると笑っているだけですが、興味はあるけれど知識の乏しい人は「プロの発言というだけで勘違いしてしまう」のです。もっと端的に言えば、「縄酔いは、自分に酔っているかモテるための受け手の演技」だと思い込んでしまうのです。
そんな人が縄会に行ったら、本当に縄酔いしている受け手を「自分に酔ってるんだ」とか「モテるために演技までして」と思うわけで・・・、受け手を屈辱する発言としか思えませんでした。
私もSMerとしてはアマチュアを通して来ましたが、緊縛事故を減らす活動をしている限り色々言われるのは仕方のない事と覚悟し耐えて来ました。
でもまぁ、恩を受けながら師匠への批判言動を保身の為に隠す為とはいえ、また自分の不始末から弟子が世話になった相手を、しかも目に見える緊縛事故に関する活動が一切なかったプロが（何かの意図が有るとしても）私の活動を批判するとは思いもせず・・、ただ呆れるやら失望するやらでしたが・・。（苦笑）、
でもね、「縄酔いしている自分に酔っているとか、モテるための演技だ」と言われてしまった人達は、単に純粋に縄を楽しんでいる人達です。
緊縛師は受け手の信頼が・・・と言いながら、なぜこんなひどいことが言えるのでしょうか？
純粋に縄を楽しんでいる人達をプロの緊縛師が屈辱する様な発言をすることがどういう事なのか、どんな影響を及ぼすのかをもう一度考えると同時にプロとしての自覚を持って欲しいと思います。
プロの発言は説得力を持ちますが責任も大きいのです。
今まで社会人として何を学んできたのでしょう？
誤った認識による発言でも、自分が思っている以上に相手を屈辱し、また他のプロの発言力をも貶める事にもなるのです。
情けない限りです。
ただまぁ、こういうことも有るのでアマチュアの方やSMに興味があるみなさんは、SMでは誰の発言かで判断するか、プロの発言でも不用意に信じないようにして下さいね。
因みに、「縄酔いや縄逝き」は、もう４０年以上にもなる私の経験からしても心理学的にも生体学的にも十分に有ることで、演技だと決めつける方が認識不足だという事は付け加えさせていただきます。
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