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2016年03月08日01:28

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ジャンプNEXT2016 Vol.1

・黒子のバスケ
 今回で完結らしい。わりとあっさりと終わったし、決め手は黒子になったとはいえ主役は赤司のようでもあった。何かあるっぽい事を匂わせていた敵ボスの過去とかは結局何もわからずじまいだった。なんであんなにやさぐれたのか? とかなんかあるとおもってたのだが。外国人さんたちも別に改心するわけでもなく悪態ついて終わったしな……。お疲れさまです。

・スレッド・オブ・ザ・デッド
 フランケンシュタイン的なやつを裁縫上手な男の子が助ける話。
 絵上手い。連載したことあるっていわれても信じる。だから読みやすいし、変なところでひっかかったりもしない。設定の部分で、裁縫が上手だっていっても、普通の糸で縫ったくらいで体が外れなくて強いぜ!ってのはちょっと微妙というか説得力に欠けるというか。炎を扱う敵が来たらすぐ負けそうだなって感じだ。でも、敵の一部を自分に縫い付けて戦うってのは、ロックマン的な面白さがある。
 ちなみに、私は「フランケンシュタイン的な」と書いたが、作者的には「ゾンビ」という扱いらしい。最後の博士のページにまんまフランケン居るしね……でも死体つぎはぎで作ったっていったら普通フランケンだよね……。
 なかなかよい。

・モノクロ
 魔王に出来た子供は勇者の力を持っていた……!っていう話。
 強いのが赤ちゃんに振り回される的なのは「べるぜばぶ」(どこがカタカナかわからん)で散々やってたし、シチュエーションとしてもわりとよくあると思うので目新しさはない。子供がちゃんとかわいいのは良し。
 魔王が「角があるだけの普通の兄ちゃん」っぽいのがなぁ。もっとホントにどう見ても魔王! っていう感じのにした方がいいと思うんだが……描くの大変か。作者は今回締め切りヤバかったらしいし。
 この作者、画面が妙に白っぽく見えるんだよなぁ。前の「魔界トラベル」みたいな漫画でも思ったけど。何が悪いのか私にはわからぬが。
 話としては……まぁ普通かな!

 気になるのがさぁ……母親ってどうしたの? 一切話に出てこないんですけど……? 子供産んで死んじゃったとかいう話も無いし、魔族は母親要らないとかいう設定も出てこない……どうやって子供出来たの? コウノトリさんが運んできたの?

・東の大和と西のリリー
 悪魔妖怪連合に対抗すべく和の除霊師と洋のシスターがタッグを組むのだが……みたいな。
 キルコさんやベストブルーの作者さんの読み切りである。
 基本的にギャグであり、私は全編通して嫌いじゃない。デビル武者も面白い。子供に悪魔の血がドバドバかかるのはどうかとおもったくらいかな。
 ページ数的にどうしようもないからなのか、別に何も考えてないのか、主役二人が煩悩まみれな部分にフォローが無くて、まったく好感が持てない。なんならちゃんとルールに従って署名活動してる悪魔や悪霊の味方をしたくなるほどである。
 ギャグなんだから笑えりゃいいのかなぁとおも思うけど、それならそれでギャグ漫画として何かぶっとんだ武器でもあるかというとちょっと微妙かなぁ。悪魔悪霊のデザインも実に記号的だし。
 でも、私は面白かったです。

・ツバキザクラ
 対バケモノ警察モノな話……って書くとアリガチでつまんなそーですね。
 漫画描き始めて1年らしいが、1年でこんなに描けるようになるもんなんですね。実行する力すばらしい!
 主役の一人がずっと馬の仮面被ってたのだが、まばたきしたり、笑ったり、これが本当に馬の被り物なのかどうか、最後まで判然としなくて困った。
 主人公の女の子がバケモノを引き寄せるらしいことを女所長的な人がすごく喜んでいたのだが、馬面も同じじゃないの? 馬面は引き寄せないの?
 バケモノのすごい強いやつが人型だっていうんだけど、私には一見して人型に見えなかったのは残念でした。私にとっては十分バケモノに見えたもので……。
 設定やら女の子の葛藤やら敵を倒す仕掛けや流れ演出、キャラも立ってたんで、このまま描いていけばすごくよくなるのではないか!? これが伸び代ってやつか!
 まぁまぁ面白い。

・召喚士アレモの悪魔目録
 悪魔召喚士の学生の話。
 作画と原作に分かれているが、作画にもう少し丁寧さが欲しい。
 ギャグや話の展開も悪くないけど、「魔級」「魔魔級」「魔魔魔級」「魔魔魔魔級」みたいな悪魔の階級は、毎回「魔」の数数えないと階級間違えそうで困る。もうちょい階級ごとに別の名前を考えて欲しかった。
 まぁまぁ面白い。

・機巧ベビーシッター (←「機巧」はカラクリと読む)
 タイトルのままの話。
 どうも作者が外国の方。詳しくわからないが中華系の方々らしく、擬音が誰か(翻訳業者?)によってカタカナ等に直されていたり直されていなかったりするわけだが、この直された擬音のクッソダセーこと! これは作者には関係無い部分なのだが、集英社は外国の方を本当に日本で使うつもりなら、このあたりもっとちゃんとした業者を育成しないと読者は漫画に集中できないぞ?

 バンバンバン シュッ シュッ

 ってなんだよ。ギャグかこのやろー。笑っちゃうぞ。

 さて、擬音関係の文句が一通り終わったので作品の話に入ろう。
 機械化とかが当たり前の世界で暴れまわってる不良さんの主人公。これをベビーシッターがお世話してくれる……ということらしいのだが、このベビーシッター(ロボット)が幼女型。購入したのは主人公の両親で、主人公が真性ロリコンだから選んだのだという。しかし、肝心の真性ロリコンらしさがまったく感じられない。もっとギャグに出来ると思うのだが。
 ベビーシッターが怪物退治する時になぜか大人の姿になるのだが、この部分に誰もつっこまない。なんでそうなるのかとか、なんでそうなったとか、設定の説明が全くないし、真性ロリコンっていう設定なら大人になったときに悲しむとかなんかリアクションあるべきだろ!
 あと、なんで最後主人公がすんごいパワー出たのか、わけがわからないのと、Pっちがなんで平気で生きてるのか……は、まぁロボットだからいいっちゃいいんだけどさ……それなら主人公があんなに怒る必要もないわけで……。主人公の葛藤がなんか浅い。バトル的な要素は無くしたほうが良かったのではないだろうか。
 あんまり面白くない。

・くりおの霊儀
 幽霊さんから友達を救う話。
 絵がカワイイ。すばらしくカワイイ。ちょっと雑な所もあるが。ホラー描写がうまくできてる。色んなお化けが面白い。で、結構ヤバイ系のお化けも多い中、結局読んでいくと主人公が一番狂気じみてるのが面白い。
 お化けものは大体トイレの花子さんとかありものの流用が多いもんだが、多くのお化けにオリジナリティがあって楽しかった。私も何かお化けを考えてみたいと思うほどだ。
 とても面白いぞ。今また確認のためによんでたら読みふけってしまったわい。

・ケンパトリック
 ハンドボールの話。「クロクロク」描いてた人の漫画。
 連載経験者なのになんか連載経験者っぽくない……なぜだろう。ハンドボールのこともよくわからなかったし……ボール持ったら3歩まで歩けるだけわかればいいスポーツなのか? 無いよりはそりゃいいだろうけど、握力がそんなに重要なゲームなの?
 あぁ、そうだ。主人公がやたらと握力ある設定なんだけど、その根拠がまったくない。ちょっと働いてたって話はあるんだけど、描写見ると新聞配達みたいだし……なんかもっとこう、握力が鍛えられる仕事をあてがえよそこは! 違うか!? じゃあただの才能でボールを両手で持ってるやつをひきずれるほど握力あるってぇのかい?
 「君の手は鉄の手」とかって言ってるのって誰だったんだ?
 うーん。面白くない。

・運び屋マルク
 タイトルのまんまの話。
 マルクはロボットで人間の酒場のマスターの女性が好きなのである。マルクには隠された力とかないし、頭悪いし強いわけでもないが、実に良い奴である。マルクが良い奴。それがこの漫画の全てだ! そこが好きなら大好きだし、そこがなんとも思わないならなにこれ? だろう。
 私はなかなか良かったよ。

・豆腐の神様
 次の干支となるべく始まる神様の戦い! 主人公についたのは豆腐の神様だった!
 なんだか絵が「お、うまいやん」っていうところと「なんだよこの絵は」ってなるところが極端。上手いんだか下手なんだかわからん。もうちょい頑張って。
 能力の使い方とか設定とかを使った展開はなかなか良かった。主人公は「触れたものを豆腐に変える」という力で、結果的に物理攻撃を完全に無効化できるわけだが、この能力だと、毒ガスみたいな能力相手だとダメそうだなぁ。あと、肉体強化系だと、もしかして人間を豆腐にしちゃうの……? という気持ち悪い想像をしてしまう。そして、こんな想像をさせてしまうということは、なかなかこの漫画は面白かったんだろうなと私は思うわけです。
 なかなか面白かった。

・BLACK BOOKS
 悪魔の本が元で起こる色んな事件がなんとかかんとかみたいな話。
 ちょいとシャレオツな絵なのだが、この手の絵にありがちな「女性がゴツくて女に見えない現象」が発生していて残念。ちょっとしたイケメンなのかな? って思っちゃった。
 話としてはわりとよくある怪事件に警察が協力させられるハメになる的な展開ではありますし、ジャックザリッパーとかもういいよ〜的な設定もありますが、悪くないですね。ギャグ担当を悪魔がやってくれてるおかげか、あまり重くならず、それでいて主役男のキャラもブレずに上手くやれてると思います。
 とにかく女の子が可愛く、魅力的に描けるようになるともっといいですね。オッサン達はいい具合ですので。
 まぁまぁ面白い。

・世界を変える話をしよう
 機械が暴走してしまうようになり、機械=悪となってしまった世界の話。
 機械がダメですよ!っていう事以外は現実に近い話である。なんかちょっとジブリっぽい雰囲気があるきがするのは、しゃべる猫が出てくるからそう思うだけなのかな。
 タイトルからもうちょっと壮大な話を想像していたが、そうでもなかったのは残念なような、まぁそんなもんかなというか。うーむ。
 なんで猫になったのかがさっぱりの投げっぱなしだし、いくら機械が好きだとかいってもナノマシン作れるかなぁとか思う部分はあるにはある。けどなんかこう、読後感はさっぱりして清々しいのである。そこはこの作者の持ち味みたいなことになるんですかね。
 まぁ悪くない。

・CROQUIS
 美術の漫画。
 すごくみずらい。個人的に好きになれる人物がほぼ居ない。主人公なんかうざったいしなぁ。美術部あるあるみたいな漫画でもないし、良い家柄に生まれた苦悩的なことなんですかね?
 うーん、ごめん。面白くないな。

 担当編集のコメントの「まずはこれでアンケート1位を取るのが目標」とかっていう一文が、私のハードルを相当上げてしまったせいに違いない!



 個人的には「くりおの霊儀」がトップ!

 でも次のNEXT-1(毎回アンケートトップが発表される)は「スレッド・オブ・ザ・デッド」っていう感じになるかなと予想する!
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