肉の本当の美味さは赤身にあり!
歳をとって気づいた一つの真理、
しかし日本人は牛肉の赤身の調理法を殆ど知らない。
ステーキや焼き肉では、サーロインやロース等の脂身ばかりを崇拝する風潮が今根強い。
※欧米圏ではステーキと言えば塩コショウをたっぷり効かせた赤身肉だったりする
そんな中唯一日本でも赤身料理として浸透しているのがローストビーフだろう。
ローストビーフとは鰹のたたきを牛肉で作る様な、クリスマスシーズンになるとスーパーでよく見かけるあれである。
これが美味い。
赤身度特の美味さがあり、サシの入った脂身肉よりもシンプルに美味い。
これ家で出来ないかなぁと常々考えていた。
でもまず牛のブロック肉が中々手に入らない。
スーパーで売っているのはスライスされた切り落としかステーキ肉のみで塊のブロックは売っていない。
豚ならあるけど牛はない。
それならローストポークにしてみるか?でもポークだと牛赤身の独特な美味さがなく生ハムをタレかけて食べてる様な感じであまり美味くない。
やはりビーフで無くてはダメなのである。
そして何とかブロック肉を手にいれて作ってみた。
改善点は3つ
1.黒胡椒
黒胡椒がなかったので普通の胡椒で作ってみた。
やはり黒胡椒特有のつぶだった辛さが無くパンチが弱い
2.火入れ
ローストビーフで一番難しいのがこの火入れ。
今回片面3分づつ電子レンジで火入してみたが赤身が強くて旨味が出ない。
この火入れは回数やって感覚をつかむしか無いだろう。
3.タレ
今回最大の誤算がこのタレ。
スーパーでダイショーのローストビーフのタレを買ってかけたが糞不味い。
ハッキリ言おう、本気で不味い。
出来損ないの焼き肉のタレみたいな味で全く美味しくない。
断言しよう、ダイショーのタレは不味い!
《総括》
火入れは初めてだったので徐々に加減を覚えていくしか無い。
最重要課題はやっぱりタレ作りだと思う。
発見はやっぱり薄く切った方が美味いという事。
厚く切ると食感がグニュグニュしてあまり美味しくない。
火入れをもっと入れると多少は変わるかもしれないがでも多分美味くいない。
恐らく原理はふぐ刺しと一緒で食感が薄くしないとよく無いからだろう。
やはり料理はトライ・アンド・エラーだ
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