(前回までのあらすじ)
日本に帰るべく、香港国際空港の第二ターミナル、香港エクスプレスのチェックインカウンターに向かったまっきーが見たのは、チェックインをしようとする人々の大行列であった。
■なんなんだ、この大行列は・涙
こんな行列に並びたくないよ〜 え〜ん、え〜ん。
「ほらほら、そっちに並んで。」
「フフフ。」
「ハハハ。」
「ワッハッハッハ!」
「こやつ、大行列を見て気が狂ったか?」
「ええい、控えおろう。控えおろう。ここにおわすはプライオリティチェックイン申し込み済みのまっきー様であるぞ。」
■ぴか〜ん。燦然と輝くEXPRESSの文字。
「頭が高い。頭が高い。」
「はっ、ははぁ。」
最近の香港エクスプレスのチェックインカウンターの混み具合を見て、まっきーは大枚600円をはたいて、プライオリティチェックインのオプションを購入していたのだ。
「さあさあ、こちらに。こちらに。」
■プライオリティチェックインカウンターへ案内される。
■こちらはガラガラだ。
これは600円以上の価値がある。
えっ、どうせ預け荷物もないんだからwebチェックインすればって?
何それ?おいしいの?
このチケット買ったときには、webチェックインなんてなかったんだよ!涙
とにもかくにもチェックイン。
「座席は29Cね。この座席はリクライニングできないけどいい?」
「のうちあ。」
(我知呀:しってるよ。)
「広東語しゃべれるの?」
「しうしうごんどんわ。やんわい のうはいやっぷんやん。」
(ちょっとだけね。だって日本人だもん。)
「ハハハ。」
そうだ、確認しておこう。
「やうもう さむさっぷ?」
(30列目はある?)
「冇呀。」
(無いよ)
ということは、29列のシートピッチが広い機材ではないか。
「Ok。」
「それじゃあ、出発は16時20分だから、20分前までにはゲートに来てね。」
ん?まっきーが予約してたのは14時55分発の便のはずだが・・・
「デレィ?」
「Yes.」
■急に暇になってしまった・・・
分かってれば深水埗に行けたなあ・・・
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