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2016年02月27日17:06

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もの忘れ4


「もの忘れをなくす生活習慣」(大島清)を読み続けていきたい。

情緒の安定している人,ボケない人の共通点はよい食事習慣をもっている
人間の体内にある筋肉で一番大きいのは大腿筋で次に大きいのが顎(あご)の筋肉である。この大きな筋肉を動かすと沢山の血液が体内を巡る。これで脳にも十分な養分が送られる。ヒトは噛んで美味を堪能することで人間になった。一回の食事で噛む回数の理想は900回、現代人の平均咀嚼数620回。噛まない食事を続けることはボケへの道を辿っているに等しい。

人間が食を楽しむのは脳で食べるから
人間だけが味覚を楽しみ、共に食事をする相手と楽しい一刻を過ごす。食に文化のあることが他の動物と異なるところである。人間は脳で食べ、人間の食事には思考がある、思考のない食事はただのエサとなろう。

朝の脳は好奇心旺盛である
人生をうまく生きるコツは早起きすることである。睡眠中の夢は昼間入ってきた情報を整理してしまうので朝に目覚めた脳は一段とフレッシュである。ゲーテは「朝の時間は金貨を貯えている」と言ったそうだ。また忘れてならないのは朝食だ。ある大学の寮で記憶テストを行った結果、朝食を食べない学生の記憶力は最悪であった。米のめしを良く噛んで食べるのが一番良い。

上手に歩ける人は、上手に脳を使える人だ
雨の日に足下にハネをとばす人が多い。ハネがとぶのは小指の方に体重をかけているからだ、意識して親指の方に体重をかけるようにすればとばない。最近はどこへ行ってもエスカレーターで、歩く機会が減ってしまったが歩く習慣を失った人間は、やがて脳への端末神経刺激が不足し老化が早まってしまう。少しでも歩こうとする習慣が脳の若さを守ることになる。また姿勢が悪ということは見た眼は勿論、脳にも悪い。脳への刺激が上手くいかないため若々しさが失ってしまう。


安定した精神状態は人との交流の中でこそ生まれる
脳は孤独に耐えられない。人間の本能は三つある。食欲、性欲、群居欲でこれがある程度満たされないと精神活動に変調をきたす。集団欲を満たせない人間は生きる気力を失い寿命を縮めることになる。齢をとったからこそ積極的に友だちを見つける努力が必要だ。

未知の場に飛び込む小さな勇気を持とう
新しい趣味は新しい友を連れてきてくれる。多くの男性は会社以外の人間関係を築いてこないため退職後人との付き合いが減ってしまう。その点女性は新しい場に入れば新しい人間関係を自然に築いてゆく。

脳の健康を維持する「三かく運動」
一.汗かくこと。散歩でも少し早足で汗をかくように務めると、頭にゆく酸素量が目立って増えて脳の活動が促進される。
二、恥をかくこと。脳細胞の活動を停滞させる最大の原因は、決まりきった生活パターン。そんな日常は思考活動も停止する。この齢になって今さら恥ずかしい! を乗り越えるところに新しい世界が待っている。
三、書くこと。手は外に出た脳だ。自分が頭の中で考えたことイメージしたことを忠実に実行してくれるのは手が最も優れている。老いが進むほど手を動かすことで、衰える脳の健全さを保ちたい。

笑うこと、退屈しないこと
人の表情で最も美しいには笑顔だ。この素晴らしい表情は人間だけに与えられている特権である。しかし、「いい笑顔」となると、やはり日々笑っている人にしかできない。いい笑顔を作るには然るべき顔の筋肉が必要だからだ。大声をあげて笑うことは口を中心とする顔面を動かし、手や足を運動させるため、体性運動野を大いに刺激し脳内の活性化を促す。「笑う門には福来る」とは言い得て妙である。

私たちは生活習慣病について、偏食や運動不足によるものを警告されることは多いが、もの忘れやボケ対策も生活習慣の工夫によって果たせることが判った。(おわり)




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