人を審査するのは初めてで…

　今日は土曜日であるがチラシ配布の仕事はお休み。
　しかも、今日は大雨だったので仕事を入れなくて正解だと思った。

　それでなんで休みかというとある事情で、ある演劇の集団の出演者のオーデションの審査のようなことをしなければならなくなったのである。
　前もってプロフィール写真や芸歴などの資料を観て、受ける人たちはこんな感じかなと思っていた。

　場所は高田馬場。
　駅で集合だったのだが、一人時間になっても来ないので焦る。
　その人にはオイラの携帯の番号を教えていたが、その人からはその人の携帯の番号を聞いていないので焦り度はさらに大きくなっていた。
　30分くらいの遅刻となった。
　なので考えていた進行が狂ってしまい、臨機応変にやろうとしていたことの順番を変えて進行をしていく。

　出せる感情の強さを見るもの、うさくまでやっているテーマや枷があるエチュードをやり、その人達の演技力や個性を見るのであった。
　するとやってもらったら、思っていた以上にその人達から演技や個性のエネルギーを感じ、予想を上回るものを見ることができた。
　しかも、演出をしたらその人達によって何か別にいい方向に行けるものも感じられたり、発見があったりした。
　審査目的で見るものであったがそれを超えて観客としても楽しめるものであった。

　オイラは子の人達は使うべきだと思った。
　今までのオイラはやる方であったが、今日はその逆でそれだけに人がしているのを詳細に見ることができた。
　この人達が舞台に立つことがとても楽しみになってしまった。