…「K」/KULA SHAKER
今年のフジロックに、KULA SHAKERが出演することが発表されました。
KULA SHAKERは、凄く人気がありました。
高校生の頃から大学生の頃に、僕も大好きで聴いていました。
ラーガロック、という言葉があって、ロックにインド音楽の要素を取り入れた音楽がそう呼ばれていました。
THE BEATLESの名曲“Norwegian Wood (This Bird Has Flown)”でシタールが取り入れられたり、THE ROLLING STONESの“Paint It Black”や“Mother Littele Helper”でもブライアン・ジョーンズがシタールを演奏しています。
僕が大好きなTHE KINKSもシタールは演奏していないけど、“See My Friends”でインドっぽい旋律を演奏していますよね。
90年代になってサイケな要素とラーガロックの要素をうまい具合に組み合わせて登場したKULA SHAKERは、当時、雑誌や口コミで60年代音楽を探っていた僕にとっては、まさに求めていた現代のヒーローという感じでした。
KULA SHAKERの登場と、AEROSMITHの「NINE LIVES」の影響で、ラーガロックがこの頃に一時的に盛り上がったんだけど、ラーガロック云々というより、KULA SHAKERには有無を言わさぬセンスの良さとカッコよさを感じたような記憶があります。
クリスピアン・ミルズが、ルックスもギターフレーズもかっこよかったんだよね!!
「K」は今も、愛聴盤。
とっても聴きどころのあるアルバムだと思います。
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