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2024年04月10日21:57

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夜行性の生き物3匹

るんるん…「ゆらゆら帝国のしびれ」/ゆらゆら帝国


大学生の頃。

僕はジャズ研究会という音楽サークルに在籍していました。

ジャズ、とはいっても名ばかりで実態はバンドサークルで、やっている音楽は何でもあり。

当時(というか今も)ロックしか興味がない僕は、ひたすらロックを聴き、バンドを組んでコピーしていたものでした。

そんな頃に、サークル内にとどまらず、ロックシーンで人気があったバンドのひとつが、ゆらゆら帝国でした。

僕が最初に彼らの名前を知ったのは、たしか1997年頃でした。

この年にBLUE CHEERが来日公演を行い、その時の前座のバンドがゆらゆら帝国だったのです。

とはいえ、僕はこの公演にどうしても都合がつかず、結局行けず…。

これは人生の中でも最大級の痛恨劇で、一番、後悔していることかも。

その後、ゆらゆら帝国はメジャーデビューし、大人気になっていき、僕も彼らの音楽にずっぽりハマったのでした。

最高だったんだよね。

サイケデリックな空気感満載の爆音ロック。

そして旋律は極日本的。

坂本慎太郎のギターとボーカルが、とにかくカッコいい。

そして、このバンドはリズム隊が本当に凄かった。

手数が多めの爆発的なフレーズを叩き出す柴田一郎のドラムが、本当に凄かった。

そして、亀川千代。

静かな佇まいで、リードベースといっても差し支えないぐらいの、動きが激しい、それでアンサンブルを壊さない、センス抜群のフレーズを生み出す、天才ベーシスト。

その佇まいと対照的なリードベースは、ジョン・エントウィッスルを彷彿とさせます。

僕は、日本人のベーシストと言えば、亀川千代、というぐらい思い入れがありました。

昨日、入ってきた訃報は、ちょっと参りました。

また、僕の青春が、逝ってしまった。

ご冥福をお祈りいたします。


元ゆらゆら帝国の亀川千代さん死去「僕とバンドを組んでくれてありがとう」坂本慎太郎が追悼
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=7819699



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