…「TECHNICAL ECSTACY」/BLACK SABBATH
BLACK SABBATHの、最後のツアーが始まったようです。
ビル・ワードは参加していないようです。
オジーとの関係が、うまくいっていないようです。
BLACK SABBATHは僕が最も好きなヘビーメタルバンドです。(最も好きなロックバンド、となるとTHE KINKSなんですが)
オリジナルアルバム19枚(と、HEAVEN AND HELL名義で1枚)、嫌いな作品はありません。
どころか、全部、名盤なのではないかと思います。
なので、どれか1枚選べ、といっても選べません。
ボーカルは何度か交代していますし、そのボーカルによって作品の作風もありますが、オジー・オズボーンも、ロニー・ジェイムス・ディオも、トニー・マーティンも最高です。
イアン・ギランも、グレン・ヒューズも最高です。
その人の好みによって、好きなアルバムが違うという、典型的なバンドのような気もしますが、どのボーカルが歌っても最高なんだから、やっぱり選べないよね(笑)
LIVEもHEAVEN AND HELL名義の来日公演に行きましたし(その時の模様はこちらの日記を参照
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=601114313&owner_id=12582321)、オジーを擁するBLACK SABBATHが見たいがために2013年のOZZFESTにも行きました(その時の模様はこちら 一日目
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1902477962&owner_id=12582321 二日目
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1902820074&owner_id=12582321&org_id=1902477962)
どの公演も、最高の時間を味わいました。
そのBLACK SABBATHが、いよいよ、終わりの始まり、を告げたというのは、そうなる時期は近いかなとは思っていたけど、寂しいものがあります。
現在は「TECHNICAL ECSTASY」を聴いています。
このアルバムは、巷の評価が低い、という印象があります。
理由を調べてみると、バラエティに富んだ音楽性と、当時、ドラッグに溺れたメンバー間の人間関係の悪化がよくあがっているようです。
前者はまぁ、良いとして、人間関係の悪化=作品の評価が低い、というのはどうなんでしょうね?
実際、このアルバムは「SABBATH BLOODY SABBATH」あたりからシンセサイザーが導入されたりして広がり始めた音楽性が、さらに広がっています。
メロディも、明るくて朗らかな印象が残るものが多いのも事実。
ビル・ワードも歌っています(笑)
でも、多彩かつヘビーで、よく練られたアイオミのリフは、冴えに冴えわたっていますし、ダークかつ緊張感があるサウンドがしっかりと全体にいきわたっているのは、さすがBLACK SABBATH!!
メロディも、非常に良い!!
ダウナーで、ドゥームな“You Wan't Change Me”を聴けば、らしくない、なんていえないと思うし、“Dirty Women”みたいな素晴らしい名曲が入っている時点で、このアルバムは名盤なのです。
改めて聴いてみて、やっぱり最高です。
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