世の中にはいろいろ信じられないような不思議があるものです。
以下の文章は、松下電器(現パナソニック)の健康保険組合発行の「ケンポニュース」(昭和59年8月1日号)に前健康管理センター副所長の小西輝夫医博が「病の不思議」という題で、実に次の不思議なことを書いてあったものです。
大川周明は戦前戦中、
右翼の理論的リーダーとして昭和激動史に深くかかわった人物です。
戦後A級戦犯となりましたが、
昭和21年5月3日、極東裁判の第1日目に、
の席に座っていた東条元首相の禿げ頭を平手で叩く狂態を演じました。
早速、日米双方の精神医が診察の結果、
鑑定のため都立松沢病院に入院となり、
やがて進行まひ(脳梅毒のこと)であることが確定し、
彼は裁判から除外されました。
入院中、彼はしきりに神の声を聞き、
マホメットと交霊しながらコーラン(イスラム教の教典)の翻訳に従事し、
ついにそれを完成しました。
彼が戦犯でなかったらこの偉業に対して文化勲章が授与されたことでしょう。
彼は進行性マヒを病むことにより前人未踏の仕事をなしとげたのです。
もし彼が発病しなかったら、絞首刑になっていたかもしれません。
・・・・・しかも彼の病気は全治しました。・・・・・
このように見てくると、進行性マヒのように、
脳の神経細胞を破壊する病気ですら創造力を高めることがある、
という人間の精神の働きの不思議さに、
畏敬の思いすら覚えずにはおれません。
・・・・ 以上。
人間とはものすごいものだと思います。
大川周明氏が体験したような神秘なことは、
単に彼だけに与えられた能力ではなく
誰にでも与えられている能力だと思います。
それが、何かの理由で
人が生死のギリギリの状態に追い込まれたとき(例:火事場の馬鹿力)、
あるいは自らの人間的修行によって
無私というか、分別知を超えたとき、
より高次の存在からのインスピレーションによって
真理が与えられるのではないかと思います。
私たちの人生におけるテーマは、
生涯を通じどれだけ自分のもつ無限の能力を発揮するか、
そして、それによってどれだけ世のため人のために
貢献できたかにあると思います。
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