芝居「なるべく派手な服を着る」を見る

昨日は二子玉川に在る、花組芝居の稽古場兼二子玉川セーヌ・フリルへ。
ぼろろん忌＜水下きよし三回忌追善企画＞
「なるべく派手な服を着る」を見る。
作：土田英生　演出：加納幸和

水下さんには、笹塚に在るとんかつ屋・江戸家の落語会で大変にお世話に成りました。
毎回　花組芝居の事務所から椅子を運び，高座もこさえて呉れました。
その彼が、演出家としてどうしても遣って見たかった芝居だそうです・・・。
彼は残念ながら四十代の若さで黄泉路の旅に出ました。
その意思を継いで、座長の加納さんが追悼の意味を込めての芝居でした。

九里家の兄弟は男だけの六人兄弟で、長男から四男までは四つ子で、皆一字名前です。
長男：勝（まさる）・次男：悟（さとる）・三男：隆（たかし）・四男：賢（さとし）
そして、五男が一二三（ひふみ）　六男が養子で、翔（かける）
＊これが、この物語を面白くしています。
時間が経つに連れて、「えっ？」の連続でした。
非常にメッセージ性の高い芝居で「家族？」「家長制度？」「ＤＮＡって？」
そして現代人が皆　不安に思っている「疎外感＆孤独感」・・難しい問題です。

面白く拝見しました。
水下君が遣りたかった意味が良く解る芝居でした。
残念ながら、本日　３１日・１４時回でお終いです。
・・・変なタイトルだな？　と思いましたが・・・。
見終わった後　良く理解出来ました。

佐藤誓さんと久し振りに会いました。
下北沢で２月芝居が有りますが・・・いけるかなぁ〜？

そして、加納さんとも色々雑談。頼みごとも有りましたし・・・。

終演後　友人と二子玉川の駅ビルの中に在る、中華「梅蘭」で食事。
美味しい中華を頂いて芝居の話で花が咲く。