NHK朝ドラ『あさが来た』が高視聴率だそうです。
TVを見る時間帯が違うので、この朝ドラは時々目にする程度ですが、ヒロイン役の目が大きくて印象的な女優や、五代友厚役の凛々しい姿で、番組ストーリーを追わずとも人気が出るのも納得できます。
興味が出たので原作の『土佐堀川』を読んでみました。主人公が単身で炭鉱に乗り込んで、ピストルを懐に炭鉱夫とやり合う話、人脈を頼りに女子大設立に奔走する姿、生き生きとした女性一代記でした。
私生活を二の次にして、人一倍仕事に取組み、乳ガンや受けた傷を克服していく姿にも、親近感を沸かせます。実在人物を元に小説化されたのですが、明治の世には凄い女性実業家がいたものです。
舞台の大阪の土佐堀川は当方には初耳でした。中州となった中之島の南側の川を指すそうです。大阪は水の都と呼ばれるほど川の多い街。読んでいたら昔見たTVドラマ横堀川を思い出しました。
確か南田洋子の主演だったと記憶します。調べると放映は1966年。なんと50年前でした。当時高校生の当方が覚えていたぐらいで、原作があるに違いないと思ったら、なんと番組用の書き下ろし。
どちらも大阪商人がど根性で頑張る姿を描いています。大阪は橋下市長で注目集めましたが、経済面では地盤沈下が目立ちます。ど根性を朝子は九転十起と表現しましたが、ど根性が欲しいです。
当方も大阪に縁がある一人。朝子のど根性を見習って、小さいものの賃貸経営の難題に取り組んでいきます。1月も間もなく終わりです。勇気を貰いました。
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