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2016年01月25日11:39

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宜野湾市長選挙

安倍政権、翁長知事が全力で戦った宜野湾市長選挙。
市民の思いは複雑だがこの選挙当日の出口調査に表れた、
地元普天間基地を辺野古移設反対が56%、辺野古移設賛成が33%と言うところが良く表している。
選挙の分析は
現代ビジネスの「辺野古移設反対派を圧倒した、安倍官邸の狡猾な「争点隠し」と「物量作戦」」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160125-00047544-gendaibiz-pol&p=1
が要領よくまとめている。

一つ目は安倍政権側の辺野古争点隠しである。
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佐喜真氏は「辺野古」の賛否に触れていないことだ。「辺野古」を争点化しないという佐喜真陣営の選挙戦術は徹底している>とし、<わかりにくい選挙である>と釘を刺した。

 実のところ、この「わかりにくさ」を演出し、選挙戦を静かにのりきることこそが、官邸・自民党の戦略だったのだ。指揮をとったのは官邸の菅義偉官房長官であり、自民党の茂木敏充選対委員長である。
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「市民の安全を脅かす普天間飛行場の固定化はあってはならない。しかし、名護市辺野古への移設については「宜野湾市の市長選なのだから」と明言を避ける――。細い糸の上をバランスをとりながら歩くような名答に、してやられた市民は決して少なくないはずだ。筆者は選挙戦の終盤、「え? 佐喜真さんは辺野古移設に賛成の人なの?」と驚く市民の声をいくつも聞いている。」

によく現れている。

二つ目は
下地幹郎の自民への恩売り。
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公の数字ではないが、2014年の沖縄県知事選で翁長氏、仲井眞弘多前知事、下地氏の三人が立候補した際、宜野湾市で翁長氏に入った票は約2万1千票、仲井眞氏に入ったのは約1万9千票、下地氏に入ったのは約4千票とされていた。

 佐喜真氏が仲井眞氏支持だったことに鑑みると、今回の宜野湾市長選のキャスチングボードを握ったのは「下地票」だったといっても過言ではない。
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4千票と言う数字は今回の票差の6割強にあたる。

三つ目は
オール沖縄の内部的事情による候補者擁立の遅れ。
政治家経験のない候補者が3ヶ月でこのような大きな選挙を戦うには可也の重圧だっただろう。

総括して言えば
安倍官邸の総力がまさっていたということだ。



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