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2016年01月14日11:04

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できること。

人間の心なんて簡単に黒く染まる。

判断の裏には損得勘定が見え隠れし、お天道様が見ていても他人様が見ていなければ唾を吐く。

そういう人が沢山いることを知りながら、それでも自分を厳しく律しようとするのが人としての尊厳の現れなのかもしれない。

でも、やっぱり人間は弱いから、簡単に低い方へ流れていく。

流れて行った先の自分の姿は、まともな時には想像さえつかない。

人間の汚い部分を一生見ずに生きられるなら、そんなにありがたいことはない。

息子たちには綺麗な物を見せ、綺麗な空気を吸わせ、綺麗な水で育てたい。

汚れきった醜いものなど、触れさせたくはない。

けれど、いずれは歪んで汚れてしまたった多くの人や仕組みを目の当たりにして、少なからずショックを受けるのだと思う。

幼い二人の息子はやがて、男として自分の大切なものを守り、育み、導かなければならない。

そうであるのなら、周囲に蔓延る腐敗や、悪意を持って忍び寄る隣人について、父として伝えなければならないと思う。

人間の体の6割以上は水分だと聞いた。

だからこそ簡単に低い方へと流れて行ってしまう。

弱い自分と向き合い抗わなければ、想像さえしなかった醜く嫌悪すべき自分と遭遇するかもしれない。

さて、我が家の豪騎はおかげさまで4歳を迎え、魁盛は兄貴の後を追うように今月の末頃3歳になろうとしている。

この時期の我が子は理屈抜きに愛おしい。

他愛のないことや物に一喜一憂し、その全てを我々に生き生きと伝えようと懸命に話す。

どこにでもいる普通の男児に違いないが、自分にとっては命に代えても守るべき唯一無二の存在だ。

彼らの為ならば、笑って死ねる覚悟もある。

その我が子を大人二人がかりで痛めつけ、周到に用意した暗闇に押し込め、殺害した人間たちがいる。

なんとも痛ましく、気分の悪くなる事件だ。

何の罪もない3歳の幼児が、『ママ、ごめんなさい』 と訴えた様子が脳裏に浮かぶ。

どんなに強く願っても、その子は2度と息をしない。

どんなに強く望んでも、蔓延する悪意は消えない。

できること。

それは命懸けで家族を守ること。

生き抜く術を教えること。

そして何より、愛情と慈しみを持って育てること。


世界中で苦しみの中にいる子供たちの痛みが、少しでも和らぎますように。

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■LINEで虐待やりとりか=押し入れに金具、閉じ込めも―保護責任者遺棄事件・埼玉
(時事通信社 - 01月14日 07:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3802319

 埼玉県狭山市のマンションで、顔にやけどを負った女児(3)が死亡しているのが見つかり、保護責任者遺棄の疑いで母親の無職藤本彩香容疑者(22)と内縁の夫大河原優樹容疑者(24)が逮捕された事件で、2人の無料通信アプリLINE(ライン)のやりとりの中に、虐待をうかがわせる記述があったことが14日までに県警への取材で分かった。


 県警は両容疑者の供述や、LINEの記録などから、昨年秋ごろから死亡した羽月ちゃんへの虐待がエスカレートしたとみて、死亡した経緯を詳しく調べている。


 藤本、大河原両容疑者は昨年12月〜今年1月までの間、顔の広範囲にやけどを負った羽月ちゃんを放置した容疑で逮捕された。


 県警によると、遺体の状況などから、死亡した羽月ちゃんが十分な食事を与えられていなかったとみられる。マンションの押し入れには、金具が取り付けられていたことも判明。押し入れに閉じ込めるために、使用された可能性があるとみて、調べている。 

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