mixiユーザー(id:5089039)

2016年01月08日10:17

376 view

菜根譚前集197「才能を隠す」


【現代語訳】
鷹の立っているようすは眠っているようで、虎の歩く姿は病み疲れているようである。しかし、これこそ人につかみかかり、噛みつく手だてである。これを見ても、君子たるものは、おのれの賢明さを外に現れないようにし、おのれの才能をやたら振り回すことのないようにして、それで初めて大事を双肩に担っていく力量があるといえよう。

【原文】
鷹の立つや、睡るが如く、虎の行くや病むに似たり。正に是れ他(かれ)の人を攫(つか)み、人を噬(か)む手段の処なり。故に君子は、聡明を露(あら)わさず、才華を逞(たくま)しくせざるを要す。纔(わず)かに肩鴻任鉅(けんこうにんきょ)の力量あり。


【所感】
見たところ無能なように思われるが、やらせてみたら、意外にできるではないか」といったあたりを目指したい。・・・守屋洋「菜根譚」より。


ライオンは、ふだんはのんびりと寝そべっている。ライオンの横で、平気でシマウマが遊んでいるのだ。腹がすいたとき、ライオンは起き上って草食獣を捕食する。それに反して、サルは常に口を動かしている。植物食だとカロリーが低いので、大量に摂取しなければならぬからだ。どうやら、常にこせこせと動きまわる日本人は、サルに近いようだ。しかし、君子たるものは、サルではなくてライオンであるべきだ。ライオンの悠然さがほしい。・・・某書より。


少しでもいい格好をしたい、人に負けたくない、目立ちたい、才能を誇示したい、という気持ちが旺盛であった若い頃の私を恥ずかしく思います。
私にとっては劣等感の裏返しであって、自分も緊張し苦しいし、相手にも反感を与えたものと思います。



5 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年01月>
日 月 火 水 木 金 土
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31