京本政樹が歯噛みして悔しがるだろうなぁ。

高杉真宙＆横浜流星、舞台「闇狩人」で仲良し初共演！「念願なので楽しみ」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=25&from=diary&id=3790291

これはまた随分とお懐かしい代物を
引っ張り出してきたもんだ。

現代版必殺、亜流必殺としては
出来がいい作品なのだよね、
『闇狩人』は。

一番の問題は画力が作者には
無かった、という点であるのが
残念極まりない処ではあったが
（近年は原作に徹しているらしい）。

作者当人が必殺を熱愛していて、
彼が『闇狩人』を連載し始めたのは
奇しくも必殺シリーズが一時地上波放送が
絶たれた88年。

これ、ファンとしては非常に気持ちが分かる。

そして更に奇しき事に、連載の終了は90年。
翌年の91年には地上波で『必殺仕事人・激突！』の
放送が開始される、という正に「必殺不毛の時代」に
描かれた必殺漫画、であった訳だ。

他にも必殺亜流作品は星の枚挙に暇が無いほど
存在するが、「仕事料が無かったり」「異能力バトルになったり」
しちゃう中、寧ろ地味と云ってもいいくらいの
展開や手堅さが、必殺ファンには嬉しかったものだ。

ま、舞台化されるのは結構な事だし、
これを機にまた再評価されたり、新たな
作品が作られるのなら、歓迎したい処。

出来たら、日テレ辺りでドラマ化くらいして・・・
いや、止めとこう。是非、まんまコピィと
云ってもいいくらい「組紐屋の竜好きっす！」が
溢れている我竜京介（このネーミング！）を
京本に演じて欲しいもんだ、とも思うが
どうせ今のドラマ製作陣じゃあろくなもんには
ならんだろう。テレ朝は現在も「必殺」という
コンテンツを持っているので亜流には
手を出さないだろうし。

ノイタミナ枠でアニメ化とかが一番嬉しいかも。

どうか、一つ。
最近、「必殺的なもの」に飢えているんだよなぁ。