女房と出会った正確な日付は覚えていないが、秋口に出会って翌年の2月には入籍したので、実質4〜5ヶ月程度で所帯を構えた事になる。
当時の自分は事業継続を断念し、会社も工場も他人の手に渡って日の浅い時期だった。
それでも女房とたまたま出会い、結構な勢いで家庭を持つ覚悟を決めた。
とはいえこれには充分な理由がある。
当時の自分は30代半ば、女房は27、28頃だったと思う。
お互いに適齢期でもあったし、自分としては伴侶に求める特質を備えた尊敬できる相手だと感じた。
いたずらに交際期間を延ばすのは、それぞれの両親に対しても良いことではないと考え、僅かな交際期間の後、入籍を果たした。
女房はどう感じているか分からないが、自分は正しい選択だったと感じている。
入籍から1年を経て現在の職場に就職し、果たすべき役割が増え、役職も変化していった。
この4年間毎年1割程度ずつ給料も増し、途中から不動産収益が加わり、再び当家として夢を持てるようになった。
会社の仕事も、不動産賃貸業も、勿論2人の倅の父親になれたことも、全ては女房のおかげだと思っている。
再就職までの長い期間、或いはそれを決めた際も、女房は余分な口出しを一切しなかった。
最初のアパートを現金購入した時は、そこに独身時代からの女房の貯えをほぼ全てつぎ込んだ。
役職が上がり、家族への負担が一時的に増した時も、女房は愚痴ひとつこぼさなかった。
結果、毎日18時には会社を出られる仕組みを整え、その上で年収は2倍以上に伸びた。
カネは倅たちの未来と、我々夫婦の豊かな老後を支える道具のひとつに過ぎないが、それでもやはりどうしても軽視できない重要な物であると言わざるを得ない。
先の見えない将来を憂い、悩んでいる人は多い。
そんな中、考え、さらに行動を起こしている人間は本当に少ない。
情報を集め、想像し、思考する。
それを繰り返しながらいよいよ決定した事柄だけを、途中を全部すっ飛ばして女房に話す。
こんなデタラメな亭主を信じ、立ててくれる女は、おそらくそうそういるものではない。
だからこそ充分な結果で応えてやらなければと思う。
誤解を恐れずに言うなら、男には男の役割があり、女には女の持ち場があると思う。
我が家はそれぞれの立ち位置を互いに尊重することで、未来を開拓していきたいと思う。
夫の年収を左右するアゲ妻・サゲ妻
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&from=diary&id=3787880
「うちのダンナの年収がもっと高ければ…」なんて愚痴、さすがに夫本人の前では口にしなくとも、内心ではそう思ってため息をついている妻も多いのでは?
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もしそうならば要注意。そんなあなたの本心がにじみ出た言動は、夫の年収をアップさせる「アゲ妻」ではなく、ダウンさせる「サゲ妻」のそれかもしれないのだから。
夫の年収を左右する「アゲ妻」「サゲ妻」の特徴とは? 夫婦問題に詳しい「恋人・夫婦仲相談所」所長の二松まゆみさんに話を聞いた。
「過去に妻のなかに潜むモンスター性が夫のモチベーションを下げる“モンスターワイフ”についての本を以前書きましたが、まさにそのモンスターワイフの片鱗を持っているのがサゲ妻です」(二松さん 以下同)
二松さんが考える、夫の年収をダウンさせる「サゲ妻」の特徴は以下の通り。
あなたの「サゲ妻」チェックリスト
□ 夫が疲れているとわかっているのに小言・愚痴を言わずにいられない
□ 夫がどんなに疲れていても、休日は家族サービスを強要する
□ 分担している家事や育児を怠ると、鬼の首を取ったように文句を言う
□ 夫を馬鹿にする、軽蔑するようなセリフを子どもの前でも言っている
□ ケンカのたびにメソメソ泣いて感情的になり、解決までの時間を長引かせがちだ
□ 嫌なことがあるとすぐ実家に帰る
●妻の言動や行動が、夫の仕事意欲をダウンさせる要因に
当てはまるものがひとつでもあれば「サゲ妻」になっている可能性あり! ではなぜこれらの「サゲ妻」の言動や行動が、夫の年収ダウンにつながるのだろう?
「『こんなの普通の行動』と思う人もいるでしょう。でもこれらがチリのように毎日毎日積もっていくとどうなるでしょう? 『愛する妻や子のためにがんばるぞ!』という夫側の熱い気持ちは徐々に失われ、仕事への意欲は確実に薄れてしまいます」
要は一番身近な家族である妻の言動によって、夫側の「働く」ことへのモチベーションが少しずつ削がれていってしまうのだ。これは妻→夫でなくとも、夫→妻への対応でも同じことがいえる。覇気がなくなると、昇進が遠のくのも当たり前のこと。
●アゲ妻の共通点は「自分を好き」なこと
それでは、逆に「アゲ妻」になるにはどうしたらいいのだろう?
「いわゆる“アゲ妻”といえる方々にたくさんお会いしてきましたが、彼女たちに共通しているのは『凛としていて、自分に自信を持っている』ところ。彼女たちは自分の軸がしっかりしているので、夫を立てる、尊敬する、褒める、甘える、頼るなど、必要に応じて変幻自在に振る舞うことができます。」
つまりは妻側も、夫にああしろこうしろと求めるばかりではダメだということ?
「まずは自分のことを好きにならないと、一緒に暮らす他者を手放しで愛するのは難しいでしょう」
自分のことを好きになれない。今の自分に不満がある。そんなひそかに抱えている不安やコンプレックスを、夫への愚痴という形で投影している妻も多いのだそう。
一方で、「夫が稼ぎ、妻子を養う」という前時代的な家族モデルが立ち行かなくなってきているのも事実だ。
「夫ひとりの稼ぎで妻子を養うという昭和の家族モデルはすでに通用しない時代になっています。妻側としても、夫に頼りきりでなく、いざというときのために稼ぐ力を身につけておくことをおすすめします」
夫の年収の低さをけなす前に、妻である自分にもできること、やるべきこと、そして自分を好きになれるような努力をする。それこそが脱・サゲ妻の出発点かもしれない。
(阿部花恵+ノオト)
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