アンディ・ウィアー「火星の人」上・下 ハヤカワ文庫 610頁
2月公開の映画「オデッセイ」の原作本。
↑全米2億ドル超のヒット作。
火星探検隊の6名は、火星の嵐に遭遇し
急遽、帰還ロケットで火星を脱出。
しかし、その際、主人公は嵐で吹き飛ばされた
アンテナに直撃され、行方不明に。
モニターに、主人公の生命反応は無く、
行方もわからず、やむを得ず5人で地球への帰途へ。
ところが、主人公は生きていた!!!
食料31日分しかない中
サバイバル生活が始まる!!!
救出まで、生き延びられるか?
彼は地球に帰還できるかぁ?
「アポロ13」+「キャストアウェイ」のお話。
ものすごーーーく、面白いです。
冒頭から、話はテンポ良く、
次々と彼を襲う難関を
科学知識で解決するストーリ。
隕石落下とか宇宙人襲来といったことではなく
ごくごく、「普通に」発生する危機の連続。
絶望的状況でも
ユーモアたっぷりに対応する主人公の
創意工夫に、一気読みでした。
映画も期待です!!
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