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2015年12月29日22:21

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イーハトーブ散歩3

賢治さんの故郷、花巻の2回目の訪問日記です。

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女川散策から、小牛田、一ノ関と乗り継いで、17時前に花巻着。
1番線の釜石線のホームは歩くだけで、ワクワク感を味わえます。

まず、駅近くの林風舎(りんぷうしゃ)へ。
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ここは、落ち着いた感じの賢治さんのショップです。
グッズも、ペンたてや文鎮、シックな感じのコーヒーショップなど、
新花巻駅近くの山猫軒に比べると、大人向けグッズが多い
感じです。
ちなみにりんぷうとは、彼のシルクロードを舞台にした童話、
「北守将軍と三人兄弟の医者」の登場人物の名前です。
18時まで営業してます。

林風舎でお土産を買った後は夕食。
高台にある花巻駅から、町の中心に向かって、坂を下ります。

賢治さんも立ち寄ったやぶ家で夕食。
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サイダーと天ぷらそばが、やぶ家スタイル。
炭酸は胃を刺激して、食欲を刺激する効果があるから、賢治さんや友人たちが、
この組み合わせを始めたみたいです。

濃いおだしと、サイダーが絶妙です。
夕食後に、釜石線に乗って、新花巻に向かいますが、待ち時間があるので、
花巻駅北側の銀河鉄道イルミネーションへ。
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宿は、新花巻駅近くの「ケンジの宿」。
一泊朝食シングルで3700円とお得です。
和朝食のボリュームもたっぷりだし、釜石線乗る時に充分使えます。
1階の静かな休憩室で、備え付けの賢治さんの童話を読むのもいいですよ。

翌日は、賢治さん記念館へ。
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童話の雪渡りを描いたイラストがお出迎え。
地元の中学生が描いた童話のイラストを楽しみながら、記念館へ向かいます。

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記念館入り口。
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階段の洗礼。

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でも、登り切ると、花巻の眺望が楽しめますよ。

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記念館。15年にリニューアルしました。
リニューアル前と比べて、映像資料が充実した感じがあります。

僕が行った日は、銀河鉄道の創作背景の説明の企画をしていました。
物語内に出てくるプリオシン海岸は、釜石線似内駅近くにあるイギリス海岸
をイメージしたとか、列車の描写は、釜石線の前身の岩手軽便鉄道をモデルに
したという説明をきけました。
釜石線に銀河ドリームラインという愛称つくのが、当然と思わせます。
また、作品中に出てくる三角標という構築物は、賢治さんの時代に、測量用と
して山野で使用されており、身の回りのものと、宇宙を結びつけて、一つの
世界を築く彼の想像力の凄さを実感させられました。

記念館をでると、セロ引きのゴーシュをモチーフにしたタクシーが。
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山猫軒でお土産をゲット。

二度目の花巻散歩も楽しかったです。

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