mixiユーザー(id:242560)

2015年12月27日11:09

1037 view

ニンジャスレイヤー'15下半期まとめ

今年も公式がエピソード投票をやってるので決断的にまとめだ。
http://ninjaheads.hatenablog.jp/entry/2015/12/24/005305
っていうか最近登場したブログ更新担当者は七面六臂の大活躍だな。
このエピソードのあらすじ読めばだいたいわかるじゃあないか。
まあいつものように俺もやりますけど。

上半期のまとめはこちら
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1943674297&owner_id=242560




7/10「フェアウェル・マイ・シャドウ」/「ニチョーム・ウォー」
http://togetter.com/li/820328http://togetter.com/li/823035
上半期から引き続きの「ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ」の6章7章。
同じ時系列だった2つのエピソードは一体化し、2垢同時連載状態に突入。
さらに3垢目を使用してニンジャスレイヤーが乱入する超展開は、ヘッズと作中のニンジャ両方にニンジャスレイヤーリアリティショックを引き起こした。

最終的な忍殺対象となった敵幹部はキュア=サン。ロリババアだ。
ふつうのKADOKAWA系ライトノベルの主人公だったら、ロリババアのフトモモで顔面を挟まれたらラッキースケベ・インシデントに尽きる。しかしニンジャスレイヤーではもちろん……
---------------------------------------------
「死ねい!ニンジャスレイヤー=サン!死ねい!」キュアはニンジャスレイヤーの首を挟み込んだ両腿に恐るべき力を込めて締め上げ、振り上げた両手に逆手で構えたニンジャ手術刀を延髄めがけ振り下ろした!「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーは電撃的速度でそのまま地面へ倒れ込んだ! 82
ナムサン!倒れ込むニンジャスレイヤーは不意に重心を後ろへグイと引き戻す!「グワーッ!?」キュアのバランスが強制的に崩される。ニンジャスレイヤーは尻餅めいて腰を落とす……ゴウランガ!これは恐るべき禁じ手の投げ技!パワーボムである!「グワーッ!」地面が砕け、粉塵が噴きあがった!83
---------------------------------------------
ナムサン!パワーボムである!
このあとダメ押しでもう一回パワーボムして殺した。



07/17「ネオサイタマ・プライド」
http://togetter.com/li/848722
「ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ」のエピローグにあたる第8章。
12人いるアマクダリ・セクトの幹部の過半数を1日で殺すという、ソードマスターヤマトもびっくりの所業を本当に成し遂げてしまったニンジャスレイヤー。というか作者。
どーすんの第三章……ここからどう収束していくの……



08/01「マーク・オブ・ザ・デビル」
http://togetter.com/li/855863
ネオサイタマTVの報道特派員を装って、ナンシーとフジキドがUMAの謎に迫るシリーズ。
チュパカブラ、UFO、イエティに続き今度はジャージーデビル伝説だ。このシリーズになるとナンシーがポンコツになるのが面白い。
だいたいナンシーとフジキドの間で「UMAだ」「いやニンジャだ」という議論が起こるのがお約束だが、今回はフジキドがのっけから「ニンジャではない」と断言。助手はエーリアス=サンになった。
なお未翻訳の特派員シリーズとしてオゴポゴがあるらしい。備えよう。



08/10「ザ・ドランクン・アンド・ストレイド」
http://togetter.com/li/858857
レッドハッグ姐さんとフジキドが「泥酔しないと干渉できないニンジャ存在」と出会う短編。
予備知識が要らないので拾い読みにお勧め。このへんから拾い読みに適したエピソードが続く。
とにかく登場キャラが全員泥酔しており、フジキドに至っては敵の名前すら間違い続ける状態でグダグダだった。
---------------------------------------------
「なんだって!?」レッドハッグが叫んだ。「どうなってる?」「なんということだ……酩酊者が知覚する……ニンジャだ」「成る程ねえ」レッドハッグも相当に酔っており、素直に頷いた。ニンジャスレイヤーはヨコギの瓶をかろうじてレッドハッグに手渡す。そしてカラテを構えようとして、嘔吐した。46
---------------------------------------------
嘔吐すんな……。



08/12「デス・オブ・バタフライ」
http://togetter.com/li/860050
突如挟まれた第一部短篇エピソード。時系列的にはナンシーに出会う前。
ニンジャスレイヤーは情報を求めて敵のアジトに突入する。
---------------------------------------------
「バカな……行き止まりとは……!」ニンジャスレイヤーが足を踏み入れたのは、タタミ敷きの四角い小部屋であった。それはシュギ・ジキと呼ばれるパターンで、十二枚のタタミから構成されている。四方は壁であり、それぞれにはライオン、バタフライ、ゲイシャ、イカの見事な墨絵が描かれていた。 7
---------------------------------------------
「祝儀敷き」なんて奥ゆかしい言葉知ってんな、程度に思っていた。
この段階では。



08/18「ザ・フォーチュン・テラー」
http://togetter.com/li/862507
またしても第一部短篇エピソード。
なんか「十二宮動物に精神投射し強化する」とかいうよくわからない能力のニンジャが出てきた。
それって乙女とか双子とかも操れるのかよ……どういう状態だよ……
そしてアジトに突入したニンジャスレイヤー(とヘッズ)が見たものは……
---------------------------------------------
「バカな……行き止まりとは……!」ニンジャスレイヤーが足を踏み入れたのは、タタミ敷きの四角い小部屋であった。それはシュギ・ジキと呼ばれるパターンで、十二枚のタタミから構成されている。四方は壁であり、それぞれにはスコーピオン、カニ、バッファロー、山羊の見事な墨絵が描かれていた。27
---------------------------------------------
ほとんどコピペじゃねえか!
ツイート単位でコピペする手法には慣れたが、エピソードの後半まるまるコピペとかどういうことなんだよ!なおほんやくチームは「シークエンス・ブレイクビーツ技法」とか世迷い事を言ってヘッズを黙らせた。



08/21「フォロウ・ザ・コールド・ヒート・シマーズ」
http://togetter.com/li/863796
予告されていたデッドムーンとフジキドのチキチキマシン猛レース回。なぜ今まで待ったのか。マッドマックス効果なのか。
「優勝者以外はだいたい死ぬ」とかいうひどいレースに参加するのは、案の定イカれたやつらばっかりだ!
---------------------------------------------
シスターオブマーシーの武装救急車は横倒しになった。後続車両が横腹をかすめた為だ!そして、KABOOOM!「アバーッ!」転倒時に銃座でミサイルが爆発!「キャッ!シスターが死んだヨ!」「許せねえ!」生き残ったナース達は車外に転がり出、スカベンジャーズを銃殺する。「「アバーッ!」」22
---------------------------------------------
何食ったらこんなイカレた文章書けるんだよ……



08/24「マスカレイド・オブ・ニンジャ」
http://togetter.com/li/865542
まず事前にニンジャ名鑑が更新された。
---------------------------------------------
◆忍◆ニンジャ名鑑#319 【オウガパピー】◆殺◆
チャイニーズ・オメーンを被った謎のニンジャ。オメーンは何種類もあり、秘密ギミックでそれを一瞬で付け替えて、カンフーカラテの戦闘スタイルを変える。その正体は、アクション俳優ジェット・ヤマガタだ。顔を見られた時、彼はセプクして死ぬ。
---------------------------------------------
こういう事前情報を与えておいてからコイツが主役の話が連載されるっていう感覚が、まるでてれびくんとかの事前情報を見た上で臨む新特撮ヒーローの第1回、みたいな感じで実によかった。
内容も香港カンフー映画のスパイスが効いていてエキサイティングだった。
ただヒロインの名前が「タケ・ユカリフォン」だったのが意味不明すぎて腹筋にわるかった。



10/08 タイムシフターケイン(最終回)
http://togetter.com/li/821329
---------------------------------------------
◇「ケインはいない!世界を救って消えたんだ!だからこれからは僕が……僕達がタイムシフトしていかなければならない!いつかまた会えるその日まで……その決意のエネルギーが光となって僕の全身を駆け巡っている!僕のシフトマイティネクストジェネレーションズコンプリート!」「ウギャアーッ!」◇
---------------------------------------------
ヒーロー消滅後、残された者が代わりに戦う胸熱最終回。……おかしいな、普通ならこれはただの「今週の生放送URLはこちらです、タイムシフト予約して待ちましょう」というだけのアナウンスだったはず……
この作品によりおそ松さんをタイムシフト予約するときにも「シフトコンプリート」と言ってしまう後遺症を残した。



10/08 ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン(最終回)
http://ninjaheads.hatenablog.jp/entry/2015/12/24/233609
これはニンジャスレイヤーがアニメ化したのではない……ニンジャがアニメイシヨンというメディアをファックしたのだ……
忍殺を最初に読んだときの衝撃を追体験させるかのような無茶苦茶な作りを貫き通した問題作。
最終話の覚醒時に突如画面が割れて4:3から16:9になる謎の演出があったが、アレは「フジキドは今までニンジャのイクサを子どもの頃に見たアニメのようなフィクションだと感じていたが、初めて自分がニンジャであることを自覚して現実を受け入れたことを表現している」という鋭い考察があって「なにいってだこいつ」と思った。



10/11「ローマ・ノン・フイト・ウナ・ディエ」
http://togetter.com/li/886513
ロンゲスト・デイの3日後に行われた決闘を描く。
今まで何度か説明したが、忍殺において「古代ローマカラテ」を使うニンジャはたいてい戦闘がカットされて「油断ならぬ相手であった」で終了する悲しいお約束があった。それゆえ読者からはサンシタ扱いされることが多かったが、彼らは決して弱いのではない、ただ描かれないのだ。
このエピソードでは古代ローマカラテのラスボスであるスパルタカスとの戦いを描く中で、その散っていった過去の古代ローマカラテ使いたちの戦いをひとつひとつ回想するという荒技で、強引に伏線を回収した。
まさか回収されるとは思っていなかった古代ローマカラテファンは感激のあまり失禁したという。いるのかそんな奴。



10/15 忍者スレイヤー
http://wikiwiki.jp/njslyr/?%A1%D6%C7%A6%BC%D4%A5%B9%A5%EC%A5%A4%A5%E4%A1%BC%A1%D7
---------------------------------------------
◇「変身だと?」『その通り!巻物をこうして……羅生門!』光がケンジを包む!一瞬後、そこには白い忍者装束に身を包んだ忍者の姿!豪覧雅(ごうらんが)!「バカな!非忍者の屑がそのような……」驚く剛強丸!ケンジは反射的に頭を下げた。「どうも初めまして」その名は……「忍者スレイヤーです」◇
---------------------------------------------
もともとエイプリルフールのネタだったというのに、なぜかタイムシフターケインの後番組として週刊連載が始まってしまった特撮番組。貴重なほんやくリソースが……!
エイプリルフールのパイロット版のときにも十分感じたけど、本当にニチアサのお約束をよく理解していて随所にブチこんでくる。案の定、年末になったら2号ライダーが出てきて新しいオモチャを使い始めたぞ。
あとケインと同様、数ツイートの短い中で話を展開させるための説明的セリフが過剰で良い。「小梅ちゃん!なんだって職員室から合鍵を用意して施錠を解除してまで屋上に来てしまったんだよ!」とか一息で言う。要らないよその情報!



10/20「サンセット・アンド・ヘヴィレイン」
http://togetter.com/li/889921
第一部エピソード。企業抗争に参加する傭兵たちの話から始まる。
フィルム・ノワールめいたハードな世界観を醸し出すエピソードとして進んでいたが……
---------------------------------------------
「バカな……行き止まりとは……!」ニンジャスレイヤーが足を踏み入れたのは、タタミ敷きの四角い小部屋であった。それはシュギ・ジキと呼ばれるパターンで、十二枚のタタミから構成されている。四方は壁であり、それぞれにはチューリップ、ひまわり、彼岸花、水仙の見事な墨絵が描かれていた。 44
---------------------------------------------
ウワーッまた出た!何回出るんだよこのパターン!
さすがに最後まで一緒というわけではなかったが、別のエピソードでも突然シュギ・ジキは現れ、ヘッズのニューロンを焼いていった。備えよう。



11/03「アンエクスペクテッド・ゲスト」(連載中)
http://togetter.com/li/895553
暗黒の大河タマ・リバーの中州に築かれた巨大監獄島、スガモ重犯罪刑務所。
ロンゲストデイの最中に起きた電子的なショックにより、ここにヨロシサン製薬の大型輸送機が墜落した。橋は落ち、連絡も遮断され、刑務所は孤立。そして輸送機が運んでいたコンテナが……内側から押し開けられた!
恐るべきクリーチャーが目覚めたのだ!
---------------------------------------------
◆忍◆ニンジャ名鑑#416【カンゼンタイ】◆殺◆
ヨロシサン製薬の系列企業、ヨロシ・バイオサイバネティカ社が生み出した、大型の生体兵器バイオニンジャ。
複数のフォームを持ち、攻撃目標に合わせてボディを再構築する。
---------------------------------------------
いや名前だけは前から出てたけどさ……なんとかならんかったのかよ……
いまのところ若本ボイスで喋りそうな気配はないのが唯一の救い。



11/07「グラウンド・ゼロ、デス・ヴァレイ・オブ・センジン」(連載中)
http://togetter.com/li/897166
第二部最終戦、第三部では「グッド・タイムズ〜」から連なる、ガンドーとアズールの話。
いよいよ凶悪ニンジャ・デスドレインを捕縛・使役している謎の組織カブキコムとの全面戦争だ。
---------------------------------------------
「やめ……貴様女子高生!」ニンジャは身構え、急接近する少女めがけ、警戒的なアイサツを繰り出した。「ドーモ。サキモリです」「イヤーッ!」少女は同じ屋根に飛び移り、着地と同時にオジギをした。「ドーモ。アズールです」「首輪の無いニンジャ?聞いていませんねえ!」サキモリは睨んだ。33
---------------------------------------------
アズールは見事「女子高生ニンジャ」の座をヤモト=サンから引き継げた模様。
それにしてもサキモリ=サンの「貴様女子高生!」のコトダマの強さがすごい。



12/18「タワー・オブ・シーヴズ」
http://togetter.com/li/915216
ニンジャスレイヤーと賞金稼ぎ女ニンジャ・フェイタル=サンが、謎の蛮族ニンジャと協力して高層ビルを登る短編。
---------------------------------------------
ウォーペイントは壁の凹凸に手をかけ、既に上り始めた。「行くか」フェイタルはそれに続いた。そしてニンジャスレイヤーも。かくして、三人のニンジャは邪悪な占い師のニンジャ、サウザンドマイルが支配する高層ビルの壁を、垂直に上り始めたのである。  39
ゴゴウ……雷が轟き、重金属酸性雨が斜めに降り始めた。「呪わしい雨だ」上りながらウォーペイントが毒づく。そのやや下をいくフェイタルは上方の闇に蠢く何かを見て取った。彼女のニンジャ第六感が警鐘を鳴らした。「避けろ!」直後、アブナイ!人の頭ほどの大きさの鉛のダルマが落下して来た! 40
---------------------------------------------
あっこういうの昔ファミコンでやった覚えがある……
ニンジャスレイヤーのゲーム化第三弾はこれか?



上半期とはうってかわって、短編単作の豊富な下半期でした。
予備知識が要らない、もしくは予備知識がなくても影響のないキャラクターのみで構成されているエピソードが多いので実際ニュービーにもおすすめ。これだけ連載が長いと、単作でないエピソードはホント参照すべき過去ログが増えすぎているので、こういう措置は実際ワザマエだと思いました。



入門用読書ガイドはこちら。http://one.cside.to/flat/docs/njslyr.html
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年12月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031