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2015年12月23日12:57

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男女が幸福な関係を続けられるそのカギとは?Part 2

前回のパート1から大分時間が経ってしまいましたが、記憶をリフレッシュしたい方は、どうぞ2015年11月25日付の投稿をご覧くださいね!

パート1をご覧になってみて、これではあまりにも相手と良い関係を保つなんて、とてもじゃないけど無理!なんて思っていませんか。でも実はこれは十人十色で、どんな男女関係にも解決しづらい問題というものがあるのです。ここで何が大事なのかというと、問題をいかにすばやく解決する事ではなくて、二人がお互いに、どのようにして問題を解決していくかなのです。

前述のジョン・ゴットマン氏は、69%の恋人同士には半永久的にトラブルがつき物だと言います。彼らは、同じような事で延々とケンカを続けるというのもうなずけます。多くのケンカの始まりは、お互いの育った環境の違いだとか、生活習慣や性格の違いからきます。これは容易く解決できる問題ではありません。それでも、多くの男女は相手側の考えを変えようと必死になりますが、いつも徒労に終わります。それなら、私達にできるのは、ただ何もせずに、ケンカが起こるに任せればいいのでしょうか。相手の存在自体が問題であるということを受け入れましょう。以下の二通りの方法を試してみて下さい。

1.色んな問題を受け入れる

男女の間に起こりがちな小さな口ゲンカを、私達が老いた時に、体のあちこちに出る痛みのようなものと思って下さい。老いれば、歩くのも遅くなりますし、物事に対する感じ方も若いときより朦朧としてるでしょう。そんな体の痛みを好きにはなれませんが、共存しようとは試みます。それが悪化しないようにするのです。男女の関係は、いつでも上手くいっているとは限りません。口ゲンカもその中の一部です。それを避けて通れないのであれば、共存する道を選びましょう。ケンカでさえも、二人で「あ・うん」の呼吸がとれるようになるかもしれません。

2.半生のパートナーとは、己が克服すべき問題と同じ

この見出しを見て、同感だと思いませんか。ある特定の人と一緒になることを決めたときから、あなたはその人個人の特質、生活習慣、価値観の違いなどから発生するあなたとの問題を抱え込むことになるのです。簡単に言えば、これらの問題は二人が作り出したもので、この二人だからこそ起こる問題です。二人の間に生まれる親密さや心の傷は、他の誰でもない、この二人だからあるのです。相手の性格が好きになれない、これから一緒に色々な問題に直面していく用意がまだできていない。いずれにせよ、どんな辛いことがあったとしても、二人で手を取り合って歩んで行くことはできるんです。

次に、幸せな関係を築くための三つのキーポイントを教えます。

1)実際的に相手を理解すること

この人とはこれからの半生を共に手を取り合って生きていく、と決めたとしても、あなたは本当にこの人のことを理解していますか。あなたはこの人の夢や五年後はどんな風になっているか、把握していますか。あなたは彼女(彼)の喜びを共に分かち合うと同時に、彼女(彼)の失意と落胆も一緒に分かち合えますか。あなたは彼女(彼)の長所が分かると同時に、短所も受け入れて変わらぬ愛情を注げますか。一人の人間を理解するのには時間が掛かります。一生の時間をかけても、人を一人十分に理解することはできないかもしれません。それならば、お互いをパートナーとして選んだということは、長い時間をかけて相手を理解し、意見や考えを聞く用意のある仲だということ。こんな素晴らしい出会いなんて、他にあるでしょうか。

2)感情的になったとしても、相手を傷つけないように

私達はときに感情的になってしまうことは、否めません。大きな声でわめき散らし、世界中のなにものも許せないと思うでしょう。ですが、二人の口論のさなか、全てのネガティブな感情を相手に一気にぶつけないこと。こういうときに口から出る言葉は、必ずと言っていいほど相手の心に突き刺さります。どんなカップルも、自分達の仲直りの仕方を体得するべきです。ジョン・ゴットマンは、ケンカの時に「お前が(あなたが)...だから」や「俺が(私が)…だから」という言葉を避けるべきだと言っています。もっと自分の内面的なもの、感情や気持ちを相手に伝える事です。

3)できれば一日の終わりに仲直りする

私たちはケンカをします。でも、その後やはり相手と一緒に生活し続けたいし、未来に向って一緒に歩んでいきたいと思います。ケンカをしたら、就寝する前に、一旦自分の気持ちをリセットできると良いです。もしできるものなら、他愛のないことを話したり、その場の雰囲気を変える事ができたら、しめたものです。なるべくなら、心にわだかまりがないように、お互いの風通しを良くして、二人の間柄を長続きさせる事ができるように。私たちはもともと違う個体であります。別の人と親密な共存関係を築くのは、そう簡単な事ではありません。でも、もし世の中にたった一人、時にはケンカをするけれども、それでも許しあい、愛し合える人がいるとしたら、それはとても素晴らしいことではありませんか。あなたの傍にいる人が、ずっと一緒に人生を歩んでいきたい人でありますように。


(女人迷網より抜粋)



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