第３７回ヨコハマ映画祭ベストテンと各賞が発表になりましたのでお知らせします。
第 １位 「海街diary」（是枝裕和監督）
第 ２位 「恋人たち」（橋口亮輔監督）
第 ３位 「百円の恋」（武正晴監督）
第 ４位 「バクマン。」（大根仁監督）
第 ５位 「野火」（塚本晋也監督）
第 ６位 「あん」（河瀬直美監督）
第 ７位 「岸辺の旅」（黒沢清監督）
第 ８位 「トイレのピエタ」（松永大司監督）
第 ９位 「お盆の弟」（大��章監督）
第10位 「さよなら歌舞伎町」（廣木隆一監督）
次 点 「ビリギャル」（土井裕泰監督）
私のベストテンとはかなり違っていますが、最終候補に残っていた作品ばかり、
泣く泣くはずした「海街diary」「野火」「岸辺の旅」が入っているのはうれしい限りだし、
何といっても公開わずか１週間の段階で「恋人たち」が２位に入っているのはすばらしい。
また「恋人たち」「野火」「あん」「さよなら歌舞伎町」と、ハマらいぶで取り上げた作品が
４本もランクインというのもうれしいものです。
「海街diary」は今までの是枝監督作品にみられた「毒」が薄まってしまったように感じたけれど、
原作漫画の魅力を活かしつつ、４人姉妹のたたずまいの美しさを丁寧に見せてくれました。
広瀬すずを中心にして続編を期待。
「バクマン。」、マンガを描くことをバトルアクションで見せる痛快さ、アイデアに拍手。
「トキワ荘の青春」（市川準監督）と比べると、その差にビックリ！（笑）
ヨコハマ映画祭はスポンサーや代理店が入らない、手づくりの映画祭としてスタート以来、
映画ファンが本当に面白かったと思う作品のみを選ぶ映画祭。誰がどの作品に何点入れたか、
を全部公表している点でも正直な映画祭。
「こんなに公正でありがたい映画賞はない」北野武
「ヨコハマの賞はいいよって、仲間の誰もが口をそろえておめでとうをいってくれる…」
大杉漣
「映画ファンが作っている映画祭はほかにあるように思えて実はほとんどない…
ヨコハマだけです。」 豊川悦司
映画人の皆さんから高い評価をされている映画祭、来年２月に表彰式です。
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