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2015年12月04日16:17

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人生は万華鏡 自分を愛しましょう(1)

寒くなり、身震いするようになりました。
ちまきみたいに重ね着をしてもまだいくぶん寒く感じますが、
隣に住んでいる娘さんが我が家に来たとき、はだしでスリッパ、暖かい上着は
何も羽織っていませんでした。寒くないのか尋ねましたが、寒くないと答えました。
でも足先は白くて顔も震えています。洋服ダンスから毛糸の靴下を一足取り出して
彼女にあげました。

最も基本的な寒さを温めるものさえなく、凍えるのも怖がらず、いつもテレビや新聞の
ネガティブな記事ばかり見ていると、元々余計な心配をしなくていい彼女は、
突然うつ病を発生してしました。ひどいときは自分のからに閉じこもってしまい、
一日中ぼんやりしています。

毛糸の靴下をあげた後、彼女は脱ごうとしませんでした。
次に小さなプレゼントを贈ってきて、要らないといってもその手を離そうとしません。
電気鍋の中にあったチキンスープを盛って彼女にあげたら、近況を悠然と話し出しました。
他人をつらくさせることをもう言わないということ、大きな事や小さな事、
お嬢さんたちの学業が進歩した事、夫の最近商売が悪くないこと、
元々厳しくて頑固な舅や姑と上手くいくようになったこと、隣人達と打ち解けた事、
親戚とのことなどなど・・・2年前の病気のときと状況は大違いです。

あの時、彼女は精神科で治療を受けたと聞きましたが、どうやってこんなに信じがたいほど
過去を突然変えられるのでしょうか?

彼女はもともと美容界では優秀で、舅と姑が孫の世話をしないと言ったため、
子供を産んだ後、夫を支え子供をしつけるために美容院を閉める決断をしました。
何年か前から頭に思っていたことです。

ただ、どの家でも困った事はあるもので、加えて彼女は正直者、舅と姑が強くて、
少々の間違いで二人はすぐ怒鳴ってしまいます。ある夜、彼女の間違いではないのに
罵った事がありました。
何度か姑は涙と鼻水でいっぱいになり、そのような妻とは別れるよう息子を非難しました。
そばにいた伯父夫婦も傍で見ているだけです。長い間の抑圧に黙って我慢していましたが、
ついに我慢の尾が切れました。

つづく
人生福報より

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