小説「ガール・オン・ザ・トレイン」上下 ポーラ・ホーキンズ 集英社文庫 580頁
主人公がロンドンへの往復車中で見る2軒の住宅。
1軒には、別れた亭主と後妻、子供が住む。
少し離れたもう1軒の隣家には、名前は判らないが理想の夫婦が暮らしている(と想像する)
3人の女性の独白が交互に繰り返される。
主人公はアルコール中毒で、泥酔時の自分の行動を覚えていない。
ある日、理想の夫婦と思われた家庭の妻が行方不明に。
夫が疑われるのだが、行方不明の妻が浮気していると確信する主人公は
警察に届け出るのだが・・・。
主人公がアル中なので、警察も信じてくれません。
別れた旦那からは、主人公が泥酔しているときに
頻繁に繰り返される嫌がらせを指摘されるも、記憶にない。
という、どん詰りの小説です。
一応、サスペンス的に解決しますので
まぁ、面白いかな。
下戸の僕には
アル中のどうしても止められない飲酒癖
一旦飲みだすと止められない飲酒
が、理解できず、イラつきました。
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