仲良くさせて貰っている東銀座の木挽堂さんのご招待で行って来ました。
橋田壽賀子作・石井ふく子演出【かたき同志】
11月28日 夜の部 二階 7列20番 で観劇
偶然ですが、尾上右近丈も一階で観劇していた様です。
休憩時間にお会いして、なかなか言えなかった国立劇場の【鏡獅志】の感想を伝える。
「今年見た歌舞伎舞踊のナンバーワンでした!」
みどころ
かたき同志といっても仇討ちではありません。
世の中には仲がよくて喧嘩する人たちもいます。
そして仲よくなる人たちもいます。世はさまざま−−。
さて、
この物語の主人公達は・・?
〜貧乏人と金持ち、下町育ちと屋敷町育ち、飲み屋の女将と呉服屋の女主人〜
主人公は、育った環境も気質もことごとく異なる、ふたりの肝っ玉お母さん。
そんなふたりの娘と息子がなんと恋仲になったことから、
母親ふたりの喧嘩に発展して、さあ大変!
*飲み屋:藤山直美 息子:金子貴俊
呉服屋:三田佳子 娘:小林綾子
腹を立てたり、泣いたり、笑ったり、悲喜こもごも。
橋田壽賀子×石井ふく子ならではの、胸のすく下町人情ものがたりです。
と云うのが明治座の宣伝文句
20年前の初演で何回か再演されている様ですが、いかんせん内容が・・・
古すぎます・・・時代は江戸の様ですが若い子にはどうも向いてないですね。
観客層は圧倒的にリタイヤしたと思われる世代の男性と50代以上の女性でした。
午後4時30分開演で途中一回30分の休憩で午後7時35分終演。
素直な感想は藤山直美さんで無ければこんなに笑いは取れないと思いました。
脚本は平凡でしたが、役者が凄いと芝居は面白くなりますね。
勘三郎丈が亡くなってから、藤山さんの芝居を余り見に行かなくなったのですが・・・
これは当たりでした!。
終演後 人形町のそば屋さんで二人でたぐる。
私は、始めての「盛りそばカレー」ん???
カレー蕎麦の汁にそばをつけて食べるのです。
これが意外といけました。美味しかった!
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