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2015年11月28日18:50

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コードネーム U.N.C.L.E.(The Man from U.N.C.L.E.)

 

「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督が、1960年代に人気を博したイギリスのTVシリーズ「0011 ナポレオン・ソロ」を新たに映画化したスパイアクションアドベンチャー。東西冷戦下の1960年代前半。核兵器とその技術の拡散によって世界を滅ぼそうとする国際犯罪組織の存在がキャッチされ、その陰謀を阻止するべく手を組むことになったCIA工作員ナポレオン・ソロとKGB工作員イリヤ・クリヤキンは、組織に潜入する鍵を握るドイツ人科学者の娘ギャビーを守りながら、行方をくらませた科学者を探し出すため奔走する。凄腕だがプレイボーイで女に弱いソロ役を「マン・オブ・スティール」のヘンリー・カビル、真面目で几帳面だが短気なイリヤ役を「ローン・レンジャー」のアーミー・ハマーがそれぞれ演じる。共演に「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」のアリシア・ビカンダー、「ラブ・アクチュアリー」のヒュー・グラント。(映画.comより)







 おもしろかった!よく考えるとアホな話なんだけど、理屈抜きにおもしろかった。主人公は美男美女、どの人もスタイリッシュでケレンミたっぷり。「人間は見かけよ」と言わんばかりのおしゃれな人たち。そして、どの人も才能に溢れていて頭がいい。娯楽作品ですねぇ。

私、テレビドラマの方は全然知らないのですが(「ナポレオンソロ」という言葉が意味はわからないけど頭の隅に残っている程度)、こういうのが毎週展開されるのだったら、さぞかしおもしろかったでしょうね。冷戦なんてとっくに終わった現代でも、アメリカのスパイとソ連のスパイが手を組むと聞くと奇異な感じがします。それを当時、こんなにおしゃれにやっちゃったプロデューサーたちって、すごいですね。

さて映画の方です。ナポレオンソロが着こなすのはイギリス・サヴィルロウの老舗仕立てのスーツ。かの「背広」の語源になったってやつじゃないですか?「キングスメン」で聞いたような気がします。着こなすヘンリー・カヴィルの偉丈夫さとハンサムさも相まって、魅力的なことこの上ない。こんなカッコいい男、反則じゃないですか(笑)?対するイリヤ・クリヤキンのブラウンレザージャケットは、ラルフローレンのヴィンテージを実際に使用しているんだそうです。また、女性たちの衣装・装飾品もメゾンブランドのオンパレード。見栄えのする俳優さんたちを使わなきゃならないわけですね。

ともかく、ここまで来るとストーリーはもはやどうでもいい(笑)。目で楽しむのみです。

日本では「ローマの休日」で誰もが知ってるスペイン広場の階段をイリヤとその婚約者(役)が降りてきたり、そこへソロがベスパで登場したりと、思わずにやける遊び心も。

ソロが泊まるローマのグランドプラザホテルは、今も60年代の趣そのままで存在しているのだそうです。泊まってみたい!高いだろうけど。
あっそうそう。ヒュー・グラントが年輩になっていてびっくりしました。当たり前なんだけど。

ともかく、おしゃれすぎですねぇ。続編もできるのかしらん。

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