父がチーズを食べると8割の確率で「昔の硬いチーズが食べたいなぁ」という。特徴を聞くと、
・とにかく固い
・味が濃い
・黄色も濃い
といった内容だった。穴なども無く、何か混ざっている様子もない単色のチーズらしい。ネットで調べると、該当しそうなのは「ミモレット」くらいしかない。ミモレットの色はオレンジ色という感じだが、濃い黄色と言えなくもあるまい。
早速スーパーで購入してみる。確かに固いように思う。だが、父に言わせると
・もっと石みたいに固い
・味ももっと濃い
というのだ。父は幼少期、箱根に住んでいたので、箱根特有の地元のチーズとかなのか? とか考えたが、あんな場所で酪農は……まぁ多少は無い事もないだろうけど、父曰く
・どこでも売っていた
・チーズと言えばアレしか無かった
というのだから、結構な量を生産していたに違いないわけで、箱根だけだったとは考えにくいのだが……。
正直言って、ただの「良い思い出」の類で、子供でアゴが弱かったからカチカチに感じていただけではないのか? とか、味の濃さについても、色んな味に慣れた今味わっても濃く感じないだけではないか? とか、味覚も衰えてるとかか? と思うんだけど。
他にミモレットよりカチカチで味の濃いチーズがあれば知りたいものだ。
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