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2015年11月20日11:17

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理解できない朝日の民主主義論 

 下記は、2015.11.20 付の【産経抄】です。

                     記

 出勤前に、「MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店」に寄ってきた。開催中の民主主義をテーマにしたフェアで、棚に並んだ本を確かめるためだ。安全保障関連法に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」やテレビでも活躍する池上彰さん、小紙でおなじみの佐伯啓思さんや長谷川三千子さんら、多彩な著者が名を連ねていた。

 ▼フェアについて、小紙の扱いはささやかだったが、大きく取り上げた新聞もあった。実は、フェアが9月に始まったとき、佐伯、長谷川両氏のような保守派論客の本は選ばれていない。「夏の参院選まではうちも闘うと決めました」「一緒に闘ってください」。先月、書店員がツイッターに書き込んだメッセージが、きっかけとなった。

 ▼安倍政権批判や憲法改正反対など、選書も特定思想に偏向しているとの批判が、ネット上で相次いだ。店側はフェアを一時中断し、右と左、政治主張のバランスをとって本を入れ替え、再開したというわけだ。小欄がもし店長だったら、一部の書店員の政治信条が、書店の主張として客に受け取られかねない事態に、危惧を抱くだろう。当然の措置である。

 ▼ところが、朝日新聞や東京新聞は、お気に召さなかったようだ。「本屋さん 主張しちゃダメ?」「右へ倣え」。こんな見出しで、書店が圧力に屈して、表現の自由が侵されたかのごとく、報じていた。

 ▼平成14年、千葉県船橋市の市立図書館で、保守派の著者の本が大量に廃棄されていたことが発覚する。司書が、勝手に判断していた。図書館の驚くべき“主張”について、小紙以外の新聞はほとんど無視した。

 ▼保守派の著作の排除は、言論弾圧にも民主主義の否定にも当たらない。この理屈が、どうにも理解できない。

 http://www.sankei.com/column/news/151120/clm1511200004-n1.html
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