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2015年11月10日00:07

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元郵便局員(バイト)かく語りき。

■郵便物2万9千通隠す 郵便局社員「やる気なくなって」
(朝日新聞デジタル - 11月09日 15:26)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3703876


うーん。

2万9千通、というと凄い気はするが、
1日換算では40通程度。

これ、バレないわ。

集合ポストの無いアパートとか、
降りて歩かなければならない
場所にあるポストの家とかに、
「一通だけ」のDMなんかだと、
自分も「捨ててやろうか」なんて
考え無かった、なんて云ったら
嘘になる。

ま、やんなかったけどね。

1日にどれだけの集配範囲を
受け持っているかは分からないが、
ざっと1日1,000通、と考えてたら
「配達が面倒」な場所に配る
「どうでもいい」物を選り分けたら
通算で2万9千通になった、というだけ。

「なんでもっと早く露見しない」とか
「なら辞めろよ」という
正論は当然出るだろうが、
そういう問題では、恐らくない。

この局員は、多分その他の勤務は
恙無く勤め上げているはずだ
(ひょっとしたら優良だったかも
知れない、とすら思う。勤務態度に
難があったら真っ先に疑われる
だろうから)。

ただ、目の前にある「配るのが
面倒臭い」そして「恐らく配達先
も欲しがっていない」郵便を前に
して、無常のような感に囚われた
のではないか。

本来は真面目だったのでは、という
のは配達しなかった郵便を、律儀に
保管していた、という辺りにも
窺える。本当に杜撰な人格であれば
速攻で燃えるゴミ、だろう。

無論、間違ってはいけないのは、
日本全国(いや、世界中、か)で
そうした「無常感」に抗って
キチンと下らないDMを配っている
郵便局員が大多数だ、という事。

ただ、こうした事は日常だし、
今回の件が衆目を集めたとしたら
2万9千通という「一見派手な」
数字があったから。

働くのが人間である限り、
ミス、手抜き、サボタージュは
撲滅は出来ない。

このニュースの面白さは、
そうした人間の「揺らぎ」とも
云えるものだろう。

そして、これだけバレないくらい、
世の中には「要らない」郵便に溢れて
いる、という事でもある。

理非、善悪は抜きにして、ね。

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