手持ちのエソテリックのDACには面白い機能があります。
写真のとおり、出力をRCA XLRバランス1 XLRバランス2と前面スイッチで切り替えられます。
XLR出力が2つあるのは2番hot 3番hotの方式切り替えでもあります。
これをRCAはWestern Electricのライントランスのアッテネーターへ。
XLRはUTCの出力トランスのアッテネーターへそれぞれ接続すると、まるで2種類のプリアンプを使い分けるような芸当ができます。
XLR入力の機器であればさらにもう1台追加可能(2番か3番hotかはケーブルで切り替えできますから)。
Western Electricのライントランスはミッド ローが分厚いブリブリした音。
UTCはハイまで綺麗でフラットな聴きやすい音。
同じジャズアルバムを2回 1回目はWestern Electric 2回目にUTCで聴いて音味の違いを楽しんでいます。
同じUTCのインピーダンスは同じトランスながら大きいコアの下の方がぶっとい音になります。
アウトプットトランスながらこんな利用ができるのは、UTC出力トランスならではの1.5Ω〜16Ωの通常のスピーカー出力のほかに、業務用機器共通インピーダンスの500Ω〜600Ωの端子があるからなんですが。
これに着目して、VOLだけでは通常は痩せてしまうアッテネーターにトランスを加えて音を厚くする、こんな利用方法を開眼した仲間のおかげであります。
上の小さい方のUTCアウトプット付アッテネーターは職場で使う予定。
もし遊んでいるUTC社出力トランスら、アウトに600Ωがあればこんな遊びが出来ます。
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