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2015年11月05日16:56

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南房総

昨夜は南房総に行った。

自宅での20時ころまでの仕事を終えてからの出発だったので、現地に着いたのは22時少し前になってしまった。 そして着いたときには南西から西のあまり高くないところに雲があった。 普通西にある雲はこちらに向かってくるので、そうなってしまうかと思ったが、その雲はこちらに向かって来ることなく小さく薄くなっていき、22時10分に観望を始めたころにはほとんど気にならないくらいにわずかになり、観望開始から1時間ほど経ったころ気がつくと完全に消えていた。

22時10分に観望を始め、終わりにしたのが月も昇ってくる24時17分だったので、観望時間は2時間あまりと短かったが、透明度は先月に1回行ったときより良好で、南房総としてはしては最高の空だった。

収穫は秋の後半の星雲星団33個と初冬の星雲星団22個で、おうし群の流星も肉眼で2個、望遠鏡の視野内で1個を見ることができた。 国内最高レベルの木曾御嶽の空を見てきた翌日で観望時間も短かった割には満足度十分の観望だった。 南房総の空は木曾御嶽の空と比べると全体的には2クラス下だが、南と南東方向は1クラス下くらいの良好さで、昨夜はエリダヌス・ろ境界付近の系外星雲群が前日木曾御嶽で見たのとほぼ同等に見えた。

往路は出発が遅かったので高速道を使ったが、帰路は時間に余裕があったのですべて一般道を使って帰った。 空いている時間帯だったので食事休憩の時間を除くと3時間10分で帰宅することができた。 薄明の始まる前に帰宅して真っ暗なうちに床に就けるというのは気持ちがいいものである。 一般道を使ったコースだと内房の漁村を通ることになるが、深夜の海や漁港の雰囲気というのも独特でいいものだ。
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