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2015年10月28日16:39

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最後の1コマで鳥肌が立つ Twitterに投稿されたマンガ「色の見えない少女」がすてきと話題に

最後の1コマで鳥肌が立つ Twitterに投稿されたマンガ「色の見えない少女」がすてきと話題に
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3685474

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@RakoshirakoさんがTwitterに投稿したマンガ、「色の見えない少女」が話題になっています。たった4ページながら、5万件以上RTされています。

【この後少女に大きな異変が……】

 色覚障害をもつ、1人の少女。医者からは、「大きく動揺したり、強い刺激を受ければ色が見えるようになるかもしれない」と言われていました。そんな彼女は、病院内で1人の少年に出会います。交流を深める内に、少年こそが自分にとっての「刺激」であると確信していく少女。しかし、ある日突然、別れが訪れます。悲しみに暮れる少女が外を見ると、そこには……。

 1ページ目は白黒で始まり、先に進むほどマンガ自体に色がついていく手法が素晴らしいですね。特に最後の1コマは、鳥肌が立ってしまいそうです。

 これを読んだユーザーからは、「めっちゃいい…」「素敵」「感動しました」といったコメントが寄せられていました。
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もう長澤まさみらの映画でさんざんやりつくした感のある誰かが死んだら道が開けた系な作品はやめようよ。

もちろん、それが作品のなかの1エピソードならそれも可能さ。習作として作成するのも悪くない。そう作品として存在するのはぜんぜんいい。

だけど、それに感動できる心性ってなに。たとえば少女からしたら色が見える世界のために誰かが死ぬことを望んだかって話。

色が見えた風景が広がって、「それでも彼が生きていてくれるほうがいい」とかのセリフだと、ある意味、でチープで平凡すぎるかも知れない。

「あまりに刺激的だった」というセリフが多様解釈を許すから、もう作品が一気に難しくなる。

さてさて、このときの彼女の顔はどうであったか。ということを想像させたくて、後ろ姿なんだろう。

だからそこには美しい風景に笑っている顔では変だし、でも、その風景に驚かないものおかしい。死んだ人のことでいつまでも立ち止まっているわけでもないし、だからと言って、死んでくれてありがとうなわけでもない。

つまり、こういうときに人間はどうふるまうだろうか、という深い考察とか、想像力が必要なわけで、とっても難しい。

少なくとも誰かが死んで目が見えるようになったのなら、その次には、目が見えるようになるためには誰かを殺そうということになる。これは人間なら当然の思考方法だ。

その先には自分たちが幸せになるためには誰かの死もいとわないという思想まではほんの数ミリ先である。そりゃ誰だって、そう考えるのがふつうであって、そう考えないのは、そういう状況に置かれることがないからに過ぎない。

世界の戦場や、貧困地帯ではそうは言ってられない。

水木しげる先生は、昔の戦地に訪れて、風景を見ていた。なんか悲しみに落ち込むと思うでしょう。違うんです。そうじゃないんです。もうゲラゲラと笑いが止まらんのです。この話がたまらなくいい。

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