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2015年10月19日15:45

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航空業界・国交省汚職事件に見る検察の思惑

 下記は、ドリマガサイゾーからの転載です。

                   記

 成田空港の格納庫の使用契約をめぐる汚職事件で、9月23日、国土交通省係長の川村竜也容疑者と航空機整備会社元社長で伊集院実こと、在日韓国人の金澤星(キム・テクソン)容疑者が、警視庁捜査2課によって収賄容疑で逮捕された。

 2013年12月下旬、羽田空港内の格納庫の使用料を滞納していた金容疑者が、事業者の監督を行う川村容疑者に約50万円を渡して、使用許可が取り消されないように働きかけたとされる事件だ。

 同容疑者が社長を務める「ウイングス・オブ・ライフ」社(金沢市)は、12年3月に国交省から羽田空港内の国有地使用許可を得て、羽田空港にてプライベートジェット機の整備用格納庫の営業を開始。しかし、日本に50機程度しかないプライベートジェット機についての事業の見通しは厳しかったようで、売り上げはほとんどなかったという。このため、国への使用料の支払いに困った金容疑者が、国交省の担当者であった川村容疑者に便宜供与を持ち掛けたというのが、その経緯である。

 一見すると、ありふれた汚職事件のようだが、新聞社会部記者は「これはある大物政治家逮捕にむけた“入り口事件”だ」と指摘する。

 「実は今、検察はこの事件を突破口として、“本丸”の逮捕に向けて躍起になっている。その本丸というのが、民主党の前原誠司元代表なんですよ。検察は、今回逮捕された金容疑者と前原氏の間には、”特別な関係”ががあるとにらんでいるのです」(同)

 10月上旬現在、両者の関係については、一切報道がなされていない。航空業界関係者は、そんな彼らの関係について、業界事情を交えつつ、こう説明する。

 「09年、鳩山由紀夫内閣下で、前原国交大臣は『羽田空港24時間運用によるハブ空港化』を打ち出しました。これは、韓国の仁川空港などにアジアのハブ空港の座を奪われて、悔しい思いをしていた航空業界関係者を大いに勇気づけるものだったんです。また、経営難に陥っていた日本航空(JAL)の再建では、大臣直轄のタスクフォースを作り、政府がJAL再建に積極的に関与する道筋もつけています。こうした事情があり、前原氏は航空業界に大きな影響力を持つに至りました。そして、在日韓国人である金容疑者の会社が、突然羽田空港に参入しようと動いていたのが、ちょうどこの頃です」

 【「サイゾー」11月号より一部抜粋】


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