あるクラスに47人の生徒がいて、週6日の掃除当番を、O君1人が4日を担当し、残りの46人が2日を担当している。
O君は、掃除をやりたくないとは言っていない。せめて1日、できれば2日を他の生徒に手伝って欲しいと言っている。
少し前に、1日だけ掃除の日数が減るという話になりかけたけれど、他の生徒が嫌がるので、先生が「やっぱりO君がやりなさい」と言い出した。
その後先生は「O君が一番掃除が上手」とか、「お菓子をあげるからやりなさい」とか言っていたが、今や「貴方がやるしかないのっ!!」と叫ぶようになった。
他の生徒は「先生がそう言うんだから」と知らん顔をしている。
そのうち、他のクラスの生徒が廊下から教室を覗き込むようになり、
「おい、O!!、我儘を言うなっ!!」
「お前、お菓子をもらっただろっ!!」
「クラスから出ていけっ!!」
などと言い出した。
そして、O君が掃除を始めると、先生も、クラスの生徒も、廊下の生徒も、誰もいなくなる。
誰もが、O君が掃除しているところを見たくない。見ることができない。
そして、掃除が終わると、何事も無かったかのように集まってくる。
翁長知事は、O君をちゃんと見ろとだけ、言っている。
ということ。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=137011
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余りに上手い比喩なので
そのまま引用させていただきました。
「沖縄の風景」
http://coralway.jugem.jp/?eid=3396
補足:
お菓子は他の生徒も貰っていてO君が特別多く貰っているわけでは
ありません。先生がこれ見よがしにしているだけです。
これはもう、先生主導でクラスごとO君をいじめている状況です。
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