問題の根源が理解出来ていないらしい。

「東京ブランド」のロゴ「& TOKYO」公開　五輪エンブレム問題を受けて発表も慎重に
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3658532

また「パクりだ！」とネットが
徒らに騒いでいる、みたいに
ニュースなどで報道されているが。

馬鹿云うな、としか。

煎じ詰めれば、この「パクり糾弾」問題は
「フェアネスの確保」の問題でしかない。

何だってこんなもん（シンプルって云えば
いいかね）に1億3000万も掛かり、それが
発表から数分で画像検索で類似デザインが
発見されてしまうのか、といった杜撰さに
対する批判がその大元であろう。

キチンとしたデザインコンペと収支に
掛かった内容の提示、これらの
「公平性」さえ満たしていれば、
ネット界隈もここまでは騒がない
（類似のデザインの無いユニークな
作品、なんて有り得ない事くらい、
頭がちゃんと付いている人間であれば
理解出来る。それでも騒ぐ馬鹿は
必ず現れるだろうが、そいつらには
鏡に映したように「ネットからの批判」が
浴びせかけられよう）。

それを認める事が出来ない既得権益受益者が
目を覚まさない（乃至は嫌々でもその受益を
諦める）限り、延々とこうした批判は付いて
回る事となる。

問題は何時だってエラくシンプルな
物だったりするのだ。

「見たくないもの」「批判出来ないもの」の
存在を迂回しようとするから、
事態は複雑化するのだ。

自戒を込めて。

最後にどうでもいい蛇足。

エンブレムなんかも含めて、
いっそ白紙を採用したらいいんじゃん？
画像検索でも引っかからないよ。

「皆様の心にあるエンブレムを
見て下さい」とかでもいいし、
乱暴に「心の綺麗な人には見える
デザインです」とか云っちゃえば
「パクり糾弾」は避けられるよ（笑）。