愛について書こうと思います。
愛にも色々な形があります。
家族愛、恋愛、愛国心…。
しかし、基本は同じです。
相手の幸福を願い、そのために無条件で奉仕すること。
ただ、それだけです。
しかし、愛は往々にしてそれとは異なる邪悪なものと混同されがちです。
遺産目的の家族への恭順が家族愛ではないように。
SEXが目的なだけの異性の追求が恋愛ではないように。
国家への服従を強要する軍国主義が愛国ではないように。
キリスト教が日本へ伝来した当初、LOVEは「ご大切」と訳されました。
「愛」と訳すことで誤解が生じることを逡巡したのでしょう。
かつてインドの首相は嫁ぐ娘にこう言ったとか。
「愛とは闘いである」
まさに、その通りでしょう。
けして恋敵と交尾を競うという意味ではありません。
愛はユルくもなければ、ふわふわした感情ではありません。
時には相手から誤解され、憎まれることすらあるものです。
それでも真に相手の事を考え、そのためには嫌われる忠告もする。
それこそが真実の愛です。
相手に好かれようとして心にもない事を言うのは愛情ではありません。
理想の交尾相手をゲットするため、動物の行う交尾テクニックと一緒です。
そんな汚らしいものに愛という神聖な言葉を使ってはなりません。
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