猛反対を受けて叩かれているTPPだが、欧州も中国もブロック経済を目指している以上、日米の環太平洋圏も経済ブロックを形成して域内関税フリーをやって行く必要がある。
中国も経済ブロックを作りたかったからAIIBを発足させた。ほとんど出だしからコケているが。
アメリカがTPPを強く望んでいる理由に、表ではあまり取沙汰されないが、国際課税の問題がある。
欧米の財務テクニックに長けたグローバル企業は、巧みに利益をタックスヘイブンに逃して、本国での課税を避けている企業が多い。年間数千億ドルがタックスヘイブンに逃げていると言われている。
TPPは国際課税も含みで、富める者から取る方針なのだから、そのようにせよと主張している左翼政党は、本来なら賛成して然るべきになる。
TPPが具体化してきて、中国が提唱しているAIIBは日米不参加で不発の気配になったら、TPPバッシングしていた韓国が弱気になって、TPP参加を匂わせ始めた。
先日の習の訪米が冷遇と言って良い扱いだったのも響いている。韓国は本音では泥船の中国から降りたいだろう。
左翼jの本国である中韓が、急速に国際的に孤立してきているので、左翼の政権批判もトーンダウンしてくるのではないだろうか?
少なくともTPPに関しては、反安保や反原発のように、原理論的な反対は出来ないはず。TPPそのものは悪くないが、安倍政権の取り組み方がクソ、と言った論法になって来そうな予感がする。
TPP大筋合意 承認は来春以降か
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3651333
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